【クイズ】ベジタリアンの語源は何? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(22)

「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第22回目をお送りします。
◇ ◇ ◇
ベジタリアンの語源は「ベジタブル」ではない!?
肉類や魚介類を食べない人のことをベジタリアン(菜食主義者)と呼ぶが、どの程度の食品を避けるかによって、さまざまなタイプに分けることができる。
たとえば、肉類や魚介類はもちろん、卵や牛乳、チーズなどの乳製品もいっさいとらない厳格なタイプはピュア・ベジタリアンとも、ビーガンとも呼ばれる。肉類や魚介類、卵は避け、牛乳、チーズなどの乳製品をとるタイプは、ラクト・ベジタリアン。魚介類だけはとるが、養殖されたものはできるだけ避けるタイプは、フィッシュ・ベジタリアンだ。
ベジタリアンは英語で「vegetarian」と書く。これは、「ベジタブル(vegetable=野菜)」の語尾が変化したもの、と思うかもしれないが、じつは「健全な、新鮮な、元気のある」という意味のラテン語「ベゲトゥス(vegetus)」が語源だ。
つまり、ベジタリアンとは本来、ベジタブルしか食べない人ではなく、「健康で生き生きとして力強い人」という意味である。この言葉は、1847年に発足したイギリス・ベジタリアン協会が使いはじめてから、一般に広まった。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
Information
頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学
子どもに今すぐ話したい、なるほど「知識」が満載!
子どもを持つ親たちに、そして、おじいちゃんやおばあちゃんにもぜひ読んでほしい「教養系雑学」。本書は読んで面白い雑学を「教科別」にわかりやすく収録。
本書で知った雑学を、子どもや孫との会話における「隠しネタ」にしてみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、その話を聞いた子自身の「好奇心」をも刺激するはずです!
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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。
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