【クイズ】レンジでチンしたサツマイモは甘くならないって知ってる? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(29)

#趣味 
レンジでチンしたサツマイモは甘くならないって知ってる?


「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!

子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第29回目をお送りします。

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レンジでチンしたサツマイモは甘くない!?


焼きいも屋の屋台で買った石焼きいもは甘くてホクホクなのに、家庭の電子レンジで加熱したサツマイモはあまりおいしく感じられない。どちらも同じサツマイモなのに、なぜこれほど味に差が出るのだろうか。

サツマイモの独特の甘みは、サツマイモに含まれているデンプンが、加熱することによって分解されて、麦芽糖に変わることで生まれる。しかし、ただ温めればいいわけではない。デンプンを分解するベータアミラーゼという酵素は、約50〜75度の温度にさらされると、活発に活動する。また、時間をかけて熱することで水分が蒸発し、甘みが濃縮される。つまり、石焼きのような方法で、この温度帯でじっくりとサツマイモを熱すると、甘くておいしい焼きいもができあがるわけだ。

ゆっくり熱することが重要なので、電子レンジでの加熱のように急激に温度を上げる調理法だと、甘みは生まれにくい。デンプンが糖に変わる前に温度が高くなりすぎると、酵素は働きを止め、二度と活動することはない。

レンジでチンしたサツマイモが甘くならないのはこのためである。

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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。

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