頭痛や耳鳴り、不眠、肌荒れ…その不調の原因は「首こり」かも!

#美容・健康 

頭痛や耳鳴り、肩こり、眼精疲労、不眠、肥満など、体のさまざまな不調の原因は、実は首にあります。首のこりや歪みは意識しにくいため気づきにくいのですが、日常生活での首への負担は想像以上に大きく、放置すると深刻な不調をもたらします。全身の不調を引き起こすという「首こり」について、骨格アライメント治療を行う細野周作先生にお話を伺ってみました。

 体の痛みやだるさ、老化…原因の9割は首にあります!-1


自律神経、血流、リンパも首こりが不調を招きます


「首こりの原因は、大半の場合、首の姿勢の悪さです。首は自律神経が集中している部位のため、こった状態を放っておくと、体のさまざまなところに不調が現れます」とは、細野クリニック院長の細野周作先生。

首がこりやすいのには理由があります。首の筋肉は複数が寄り合うようにして骨(頸椎・けいつい)を包んでおり、おのおのは細くて伸縮が少ないのが特徴。平均5㎏前後ある重い頭を支え続けることで、常に過度な緊張状態を強いられています。その上、日常生活に多いうつむく体勢による負荷は、通常時の3倍とも。

また、常に外気にさらされることでの冷えによっても、首の負担は増します。疲労やこりといった症状は自覚しにくいため、気付いた頃には悪化していることも。肩や腰の痛みがあったら、首もこっていると考えましょう。

首こりによって起きる不調の一つ目は、副交感神経の阻害によるメンタルの問題です。首の筋肉がこると、副交感神経が圧迫されて自律神経失調状態になり、頭痛やめまい、さらにはうつになることも。

二つ目は、首の骨が圧迫されて筋肉がこわばることによる血流の悪化。こりや疲れだけでなく、脳や臓器に新鮮な血液が行き渡りにくくなります。

三つ目が、首周りのリンパの流れの停滞。老廃物が上手に排出できなくなり、むくみや肌荒れなどが現れます。首のトラブルはあらゆる不調の原因だと理解して、首こりの予防と改善に努めましょう。

 

頸椎は神経の出入り口。全身を整えるための司令塔です


首は、脳と体をつなぐ全ての神経の通り道です。 首の部分にある7つの骨を頸椎といい、この骨の中には中枢神経である脊髄が通っています。この脊髄から分かれた末梢(まっしょう)神経は、全身の筋肉や内臓につながっており、体調を整えるのにとても大事な役割を担っている部位です。下の図は、頸椎と体の各器官・働きとのつながりを表したものです。

頸椎と体の各器官・働きとのつながり


首の不調を放置すると起きる不調は、便秘、肥満、アレルギー症状、かみ合わせの悪化、高 血圧、鼻づまりなど、実にさまざま。イライラや不安感、さらに進行するとうつなど、メンタル面のトラブルも。これは、副交感神経の働きが妨げられるために現れる症状です。

また、猫背やストレートネック(本来、前側に向かってゆるやかにカーブを描く頸椎が直線的に変化した状態)、骨盤の前傾・後傾なども見逃せません。骨格が歪んでいると、必要以上に大きな負担が首にかかり、さらなる不調を招きます。ストレートネックになると、肩こりや腰痛、手足のしびれ、めまいなどが現れ、頸椎ヘルニアのリスクも高まります。

下記に、首の不調が原因で起こる体のトラブルを挙げてみました。心当たりのある症状があったら自分の体を見直してみましょう。

【首の不調で起きる症状は こんなに!】

頭痛、耳鳴り、眼精疲労、めまい、ふらつき、鼻づまり、歯ぎしり、あごの痛み、かみ合わせの悪化、顔のたるみ、肩こり、腰痛、便秘、肥満、アレルギー症状、高血圧、むくみ、腕の痛み、不眠、動脈硬化、うつ など

監修=細野周作 文=笑(寳田真由美) 撮影=齋藤ジン

※この記事は『毎日が発見』2018年2月号に掲載の内容です。

 

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Information

■教えてくれた人:細野周作(ほその・しゅうさく)先生
細野クリニック院長。国立東京医科歯科大学卒業後、東京都済生会中央病院などを経て独立。最新の栄養療法と骨格アライメント治療を用い、病気を未然に防ぐ「未病」に重点をおいている。

取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/齋藤ジン

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※この記事は毎日が発見ネットに掲載された情報です。


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