SNS上でよく見かける“犬の笑顔”の写真… それって本当に心から笑っているの?

SNS上に数多く投稿されている“犬”の写真。
中には口を開けて、まるで笑っているような表情を見せる犬の写真もよく見かけますよね。飼い主からすれば“笑顔”と信じたいところですが、果たして犬は本当に笑っているのでしょうか。
2019年2月13日放送の「1周回って知らない話」(日本テレビ系)では、“犬の笑顔”について徹底追求。
ヤマザキ学園大学講師・茂木千恵先生が、その真相について明かしてくれました。
犬の笑顔と勘違いしやすい“カーミングシグナル”とは?
茂木先生の話によると、「笑った表情と犬の気持ちがリンクしている」という研究結果は存在していないとのこと。
そのため悲しげな表情をしている場合でも、犬の感情としては喜んでいる可能性も充分にあり得ます。
さらに番組では、笑顔と勘違いしやすい“カーミングシグナル”についても言及。
犬は飼い主の気持ちを機敏に察知する生き物なので、飼い主が落ち込むと犬も不安な気持ちになります。
すると犬は「飼い主さん、落ち着いて下さい」といった意味合いで、カーミングシグナルと呼ばれる行動を見せるそう。
茂木先生はその時の犬の表情を「口を開いて口角が下がって歯が見えて…」と解説しており、「見様によっては笑顔に見えることもある」と見解を示していました。
しかしこの真実に対して、愛犬家歴30年のタレント・奈美悦子さんは「科学的研究がなされていない?」「でも飼い主の私たちからしたら笑ってる!」と猛反論。
実際にネット上でも、「私は笑っていると思うけどな」「実は犬は心から笑っていないなんて、夢を壊すこと言わないで~」といった反響が上がっています。
“ボールに執着する犬”の姿にスタジオ一同驚愕!?

犬は表情だけでなく、時に“人間臭い行動”を見せることも。
以前放送された「モノシリーのとっておき」(フジテレビ系)では、「ワンちゃん&猫ちゃんのかわいすぎるナゾ行動36連発!」と題した企画を特集。
その中のひとつとして、“ボールに執着する犬”の動画が紹介されました。
動画を再生すると、前足にボールを抱えた中型犬の姿が。
飼い主はそのボールを奪い取ろうと引っ張り上げるのですが、犬はボールにしがみついたまま二足歩行で必死に食らいつきます。
まるでおもちゃに執着する子どものような姿に、スタジオ一同驚愕。
そこで“何故ここまでボールに執着するのか”を日本警察犬協会訓練士・藤井聡さんに尋ねてみたところ、犬は基本的に「自分の口で咥えたもの=自分のもの」と認識するそう。
そのためボールを取ろうとすると、犬は自分のものを奪われまいと必死に抵抗します。
しかし今回動画に映っていたボールの大きさは、口に入らないサイズ。
ボールを咥えることができない=前足で抱えるしか手段がなくなり、犬は二足歩行を余儀なくされてしまったのです。
この真実について、番組MCの古舘伊知郎さんは「結果、消去法でそうならざるを得ない」「だから歩いている気はさらさらないわけですよね、犬からしてみたら」とコメント。
私たちの目には“まるで人間のような”表情や仕草に映る姿も、当の犬にとっては全く違う意図が潜んでいるのかもしれませんね。
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