なぜかお金が貯まらない。ムダづかいがやめられない。このままでは先行きが不安……。


「それって私のことだ!」と思ったあなたは、脳にもともと備わっている「浪費グセ」に振り回されているってこと、ご存じですか? 


でも、ちょっとしたコツを知ると、ムダづかいばかりするあなたの脳に、「ムダづかいしないクセ」や「自然とお金を貯められるようになるクセ」を上書きすることができるんです!


教えてくれるのは、テレビのコメンテーターとしてもおなじみの脳神経外科医、菅原道仁先生。今回は、先生の近著『世界一役に立つお金の授業 頭の中の貧乏神を追い出す方法』(KADOKAWA)から、貧乏神にサヨナラしてお金持ちになれる脳をゲットする方法をご紹介します。

イケメン脳神経外科医に聞いた! お金が貯まる脳を手に入れて、貧乏神にサヨナラする方法とは? 画像(1/2) 「頭の中の貧乏神を追い出す方法 世界一役に立つお金の授業」
イケメン脳神経外科医に聞いた! お金が貯まる脳を手に入れて、貧乏神にサヨナラする方法とは? 画像(3/2) 【画像を見る】こちらがイケメン脳神経外科医、菅原道仁先生

脳は、放っておくとどんどん浪費する!


菅原先生によると、一度に大量の情報を処理しなければいけない脳は、普段はたいてい「省エネモード」で動いているんだそう。そのため、大量のエネルギーを使う「真剣に考える」ということを、脳はできるだけスルーしたがります。


でも、本来であれば、お金を使うときは毎回、「これは本当に今の自分に必要なもの?」「これを買ったら、今月は赤字になるのでは?」と一度立ち止まって考える必要があります。そうしなければ、お金を使いすぎて貧乏になってしまうからです。


けれど、省エネモードの脳は「そのうちちゃんと考えるから、今はいっか」と将来の危機について考えることをスルーします。つまり、私たちの脳は、放っておくと、まるで貧乏神にとり憑かれているかのように、どんどん浪費する仕組みになっているのです。


脳に「節約上手」「貯金上手」のクセをつけるには?


ただ、次のような行動を繰り返し行うことで、浪費したがりのビンボー脳に、「節約上手」や「貯金上手」のクセをつけることができるんだとか。クセがつくと、無意識のうちに節約行動をとるようになるので、本人としては普通に生活しているだけで、自然とお金が貯まるようになるんです!


■ニューロマーケティングの罠を、繰り返し見抜く!

「ニューロマーケティング」とは、脳にもともと備わっている性質を刺激して、お客さんに商品を買わせようとする、企業のこころみのこと。


私たちの脳には、

・人と同じことをしたくて、流行を追いたがる

・新しいものが好き

・ブランドが好き

・「無料」「お得」が好き

などの性質が備わっています。


企業はそのことをよく知っていて、脳を刺激しやすい「流行っています」「新商品です」「ブランド物です」「無料です」「お得です」という商品アピールをガンガン打ち出してきます。


あなたはこれらの宣伝文句を見かけるたびに、「あ、自分は今、ニューロマーケティングの罠にかけられそうになっている」と積極的に気づくようにします。これを繰り返すことで脳にクセがつき、「それほど欲しくないのに、なぜかつい買っちゃった」というムダづかいがなくなっていきます。


■節約に成功したら、繰り返し全身で喜ぶ!

あなたが数円でも節約に成功したら、毎回、「○円ゲット、チャリーン!」と声に出して言うようにします。このとき、ガッツポーズをしてみたり、小踊りしてもいいでしょう。とにかく、体を使って、節約に成功した喜びを表現します。


実際にやっていただくとわかるのですが、体を使って楽しげな動作をすると、心まで楽しくなってきます。なぜなら、体と心(=脳)は繋がっているからです。


そのため、心(=脳)では「節約なんてつまらない」と思っている人も、体で「節約って楽しい!」という動作を無理やりにでもすると、脳が「あれ、節約って楽しい!」と感じるようになります。これを繰り返すことで、自然と脳に節約を楽しむクセがつきます。



節約や貯金を楽しめる脳をゲットしよう!


他にも、脳に「節約上手」や「貯金上手」のクセをつける方法はたくさんあるので、興味がある人は、『世界一役に立つお金の授業 頭の中の貧乏神を追い出す方法』をチェックしてみましょう。


脳にクセがつくまでは少し時間がかかりますが、「節約上手」や「貯金上手」のクセが一度つくと、めったに消えることはありません。お金がどんどん貯まっていくのが楽しくて、さらにその行動を繰り返して、クセを強化することになるからです。


節約や貯金を楽しめる脳をゲットすることで、「あれ、気づいたらこんなに貯まってた!」というハッピーな状況を手に入れましょう!


文=天野由貴