整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(1/9) 読者のC・Iさんが「捨てトレーニング」にチャレンジ!

物量が多く、執着しやすいものがある玄関とクローゼットは、散らかりがちな2大スポット。誰にでも当てはまる基準でレタスクラブ読者のC・Iさんが捨て体質になる訓練にチャレンジ! 指導してくれたのは、本誌でおなじみの整理収納アドバイザー・中山真由美さんです。まずは、玄関からスタート!

狭い場所で慣らしてから広い場所へ

「捨てるトレーニングを始めるときは、心に余裕があり、片づけに3時間以上使える日を選びましょう」と整理収納アドバイザーの中山真由美さん。無理に捨てようとせず、徐々に捨て体質になることが大事といいます。

「最初の目標は5個捨てること。ものを手に取ったら5秒以内に捨てるかどうか判断します。それ以上眺めていると記憶に残り、捨てなければよかったと後悔するんです。片づけをすると、よく思い出のものが出てきますが、実物を見なくても紙に書き出せるものが本当の思い出の品。それ以外は捨ててもあまり困らないはずです。ただし迷った場合は無理に捨てなくてもOK。下記の5つの捨てる基準を頭に入れながら、範囲の小さなカバンや引き出し、捨てやすいものが多いキッチンや洗面所から慣らしてみて」

5つのうち2つ以上当てはまったら捨て候補!

□傷んでいる・壊れている

□合わせづらい・使いづらい

□好みじゃない

□ライフスタイルに合っていない

□1年以上使っていない

整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(3/9) 【写真を見る】片づけのプロ・中山さんが「捨て基準」をレクチャー

いざトレーニング開始!

挑戦したのは、C・Iさん。夫と娘(1歳)の3人家族。1年前の引っ越しで物量を減らしたが、すでに増えて捨てられないのが悩み。

【 1 まずは靴箱に入っているものを全部出す 】

空きスペースにレジャーシートを敷いて並べると作業がスムーズ。「いったん全部出すのは、今持っている数を客観的に把握するため。むやみに出すよりも、靴、傘、雑貨などとざっくり種類ごとに並べて」。

整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(6/9) 人別に並べると判断しやすい!

【 2 グループ分けしながら、基準に沿って捨てていく 】

次に、用途や使用頻度でグループ分けを。「このグループ分けをすると、5つの基準に当てはめて捨てやすくなります。履くと足が痛い、ソールがすり減っている、3回以上直しているといった靴も迷わず捨て候補に」。

整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(10/9) 「履いてる?履いてない?」など「捨て基準」をもとに判断

【 3 玄関に必要なものだけを残して収納 】

「靴と傘、シューケア用品など、玄関で使うものだけを戻すように」。各アイテムの適量は以下のとおり。

●靴は1人4足程度でうまくローテーション

「専業主婦ならふだん使いとしてパンプス2足、スニーカー2 足あれば◎」

●傘は人数分× 2 で充分!

「長傘と折り畳み傘が1人1本ずつ。予備でビニール傘が1本あると安心」

整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(15/9) 残す靴&傘はこれだけ

●車用品などは玄関でOK

「洗車用品やチェーンなどはひとまとめにし、じゃまにならない位置にしまって」

●雑貨は玄関まわりで使うものだけを

「ほうきやちり取り、雑巾やガムテープ、ビニールひもなどは玄関にあると便利」

整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(21/9) これらの車用品や雑貨は玄関で使うので残しておいてOK

……結果、C・Iさんが捨てた総量はゴミ袋3つ分!

傷んでいた靴を中心に処分。物量が減れば、収納アイテムに凝らなくてもすっきり!

整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(28/9) before:ゴチャゴチャだった玄関
整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(36/9) after:こんなにすっきり!

迷うものは箱に入れ、3 カ月玄関まわりで保管

靴箱の外に出して、見える所に置いておくのがポイント。「玄関先なら出かけるたびに目につくので、迷ったものも3カ月間使わなければ、納得して捨てられるはず」。

整理収納のプロがアドバイス!「捨てトレーニングは心に余裕がある時にスタートを!」【玄関編】 画像(45/9) 迷うものは「保留箱」へ

中山さんに教わった「捨てる基準」で、サクサク不要なものが処分できたC・Iさん。おかげで心まで軽くなったようで、笑顔も一層明るくなりました。


撮影=キムアルム 編集協力=鈴出智里