早っ!もう帰ってくるの? 家が好き過ぎる夫との老後は?【体験記】

#くらし   

人に大きな声では言えないけど、日々心にためていることがある…!?「義両親との関係、こんなに大変」「すべてを私に任せっきりの夫についにブチ切れた!」「職場に変わった人がいて迷惑を被っている」…などなど、レタスクラブニュース世代が直面するさまざまなモヤモヤや課題について、当事者が執筆。そうそう、あるある!と共感できることうけあいです。

 


<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ちもて

性別:女

プロフィール:子育ても終盤、勝手気ままにぐうたらしたい主婦です。

◆◆◆

結婚して20数年経ちますが、夫は昔から現在に至るまで、家が大好きな人です。仕事帰りにちょっと一杯どころか、ちょっと寄り道すらしません。会社の同僚の話では「毎日定時になると、逃げるようにタイムカードを押して帰る」そうです。確かに定時18時で、ほとんどの日に18時5分には「帰るコール」がかかってきます。18時15分過ぎてもかかってこないと心配になるくらいです。

休日も、ひとりで出かけたり友人と遊びに行ったりは皆無で、「明日(もしくは今日)はどう過ごす?」ということをわたしに相談してきます。それは、買い物だったりランチだったりドライブだったりと、日によって違うのですが、夫の中での大前提として「わたしと過ごす」。これが当たり前なのです。結婚当初からなので、どのタイミングでも是正されることなく今日まできた感じです。いや、別にこの習慣が悪いと言っているわけではないのですが。

夫が休みの日には、当然わたしの個人的な用事を入れることは原則しません。友人とのランチも、美容院の予約も、夫が仕事に行っている日にしか入れません。そして夫が実家に帰るときも必ずわたしは一緒に付いていかなければなりません。誰が決めたわけでもないけれど、暗黙の了解的な我が家のルールです。

子どもたちは、大きくなるにつれてクラブだったり友人との付き合いだったりと自分の予定を優先して、親と一緒に休日を過ごすことが少なくなってきました。なので、自然と夫婦だけで行動するようになっているのですが、目下の悩みは夫の退職後の過ごし方です。365日休日になった夫は、いったいどんな暮らし方を望んでいるのだろう。夫の定年はまだ先ですが、それを考えると、なんとなくモヤモヤした気分になってしまうのです。当たり前ですが、いずれはどちらかが先にいなくなってしまいます。そのときお互いに他者との関わりが薄すぎると、大丈夫なんだろうか、と考えてもしょうがないことを考えてしまうのです。

わたしの友人のほとんどは、子どもに手がかからなくなると、昼も夜も友人同士で出歩いたり、旅行に出かけたり、あるいはひとりで行きたいところへ行ったりしたいことをしたりと、ご主人のことはあまり考えずに行動しているので、余計にうちの夫婦はおかしいのかな、と思うこともあります。

よそはよそ、うちはうちだし、夫婦のあり方に正解はないと考えてはいますが、なかなか払拭できない思いがあります。実際そのときになってみないと、答えは出ないのでしょう。

なんだかんだで、次の夫の休日には、何をしよう、どこへ行こうと、つい考えながら過ごしてしまう毎日なのです。

※記事に使用している画像はイメージです。

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