文章の意味を読み取れる? 旗揚げ&じゃんけん問題に答えよう 算数脳(9)【連載】
AI化が進むなかで、論理的思考を身につけておくことはとても大切。社会人の素養としても必須の数学的思考を育てるパズルで、「できる脳」を育てましょう。単なる知識を超え、論理的思考力と柔軟な発想力を鍛えるパズルに、ぜひ挑戦してみてください!
※この記事は『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』(松永暢史・星野孝博/KADOKAWA)からの抜粋です。
文章理解
文章を読んで答えてください。
●意味がわかれば、簡単な問題です。
●文章は、細かいところまでよく読んで、思い込みをしないように注意しましょう。
●気になったところは、絵にしてみたり、声に出して読んでみたりすると、わかりやすくなります。
【Q3】初級
旗上げゲームをしています。
短く「ピ!」と笛が鳴ったら、右手を上げます。
長く「ピー!」と笛が鳴ったら、上げている手は下げて、下げている手は上げます。
最初、Aさんは両手を上げています。
このあと、「ピ!ピー!ピ!ピー!」と笛が鳴りました。さて、Aさんの右手と左手、それぞれ上がっているでしょうか、下がっているでしょうか?(スクロールすると答えがあらわれます)
【Q3:答え】左手は上がっています。右手は下がっています。

【Q4】
AくんとBさんがじゃんけんをしています。
Aくんは最初「パー」、2回目は「グー」、3回目は「パー」を出しました。
Bさんは「グー」「チョキ」「パー」を1回ずつ出しました。
3回勝負の結果は、Bさんが1回だけ勝って、残りはあいこでした。
さて、Bさんは「グー」「チョキ」「パー」をどの順番で出したでしょう?(スクロールすると答えがあらわれます)
【Q4:答え】
「チョキ」「グー」「パー」か、「パー」「グー」「チョキ」の順番で出しました。
Aくんは「パー」「グー」しか出していないので、Bさんは「グー」で勝つことはできません。
また、Bさんが「パー」で勝ってしまうと、「チョキ」でもう1度勝って、2回勝ってしまうことになります。
●B さんが2 回勝ってしまう
A くん B さん B さんの結果
1回目 パー チョキ 勝ち
2回目 グー パー 勝ち
3回目 パー グー 負け
◎このどちらかが正解です
A くん B さん B さんの結果
1回目 パー チョキ 勝ち
2回目 グー グー あいこ
3回目 パー パー あいこ
A くん B さん B さんの結果
1回目 パー パー あいこ
2回目 グー グー あいこ
3回目 パー チョキ 勝ち
Information
『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』
これからの受験を乗り切るためには、論理的思考ができる数学能力が大切。単なる知識を超えた、論理的思考力と柔軟な発想力を育てるには、パズルが効果的です。大人にも挑戦しがいのあるパズルを全101問取り揃えました。
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著者:松永暢史(まつなが・のぶふみ)
1957年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。教育環境コンサルタント。教育や学習の悩みに応えるV-net主宰。「受験のプロ」として音読法や作文法、サイコロ学習法などを開発し、執筆や講演などで活躍。『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』『ガミガミ言わずに子どもを勉強させる方法』など著書多数。
星野孝博(ほしの・たかひろ)
1970年、愛知県出身。東京理科大数学科卒業。日本パズル協会代表理事。日本で唯一、教育的メカニカルパズルを専門に扱う(株)クロノス代表取締役。パズル制作のほか、パズルショップやクロノスパズル教室の運営を行う傍ら、Eテレアニメ『ファイ・ブレイン~紙のパズル~』の監修などにも携わるなど幅広く活躍。
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