「全員が賛成する商品はうまくいかない」 マルコメの社長が明かす成長し続ける理由

世界が認める日本の調味料“みそ”。
そんなみその国内生産4分の1を占めるメーカーが「マルコメ」です。
1854年に長野で創業した地方のみそメーカーは、どのように成長を遂げてきたのか。
今回は売り上げを伸ばし続けてきた、マルコメの経営の秘密に迫っていきましょう。
新商品を生み出し続けた「マルコメ」の躍進
今年2月に放送された「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)では、マルコメの青木時男社長が登場。
番組内では売り上げを伸ばし続けるための秘訣が紹介されました。
マルコメは1982年に登場した業界初の“だし入り”みそ「料亭の味」をはじめ、現在27種類のみそを発売中。
他にも液体タイプの「液みそ 料亭の味」や粉末タイプの「料亭の味 コナミソ」など、革新的な商品をいち早く売り出しています。
番組では、大ヒット商品「“だし入り”みそ」の制作秘話も。
以前はみそ汁を作る際に、だしを取ってからみそを溶かすのが当たり前でした。
しかし“だしを取るべきだと知らない”世代が主婦になったことで、当時の社長・青木佐太郎さんは「だしの入ったみそ」の開発を決意。
社内の8割から反対を受けながらも「反対が多いならこれはやるべきだ。全員が賛成するような商品ではむしろうまくいかない」と企画を進め、結果マルコメのだし入りみそは大ヒットを果たしました。
佐太郎社長から後を継いだ時男社長も周囲の反対を経験しながら、「液みそ」を代表とした新商品を続々開発。
これには視聴者からも「だし入りみそも液体みそもマルコメなのか! すごいなぁ…」「反対が多いものほど果敢にチャレンジするべきだなと改めて思った」「新しいものを生み出していくことが重要だよね」と感心の声が上がっています。
続々登場するマルコメの新商品!

新たな挑戦を続けることで成長してきたみそメーカー・マルコメ。
そんなマルコメでは、現在も新たな商品が続々登場中です。
大豆で作ったお肉「大豆ミート」は、肉に比べて低脂質でコレステロールフリーな健康食材。
マルコメでは「大豆のお肉」という商品名で、レトルトタイプと乾燥タイプ、冷凍タイプの3種類が発売されています。
ヘルシーで使いやすさも抜群な「大豆のお肉」は、ネット上でも「食感もかなり肉っぽいし想像以上においしい! これはリピート確定です」「簡単なおつまみを作る時なんかにちょうどいいかも」「うちでは豆腐と大豆ミートでハンバーグを作ります。超ヘルシーなのに満足感は半端ない!!」と注目を集めているよう。
また今年3月19日には、食べ合わせによって味が変わる不思議なスープ「たまねぎみそクリームスープ」をローソンで先行発売。
コーヒーのようなカップに粉末スープの袋が入った同商品は、手軽にスープが飲める一品となっています。
さまざまなアイデアで、革新的な商品を次々と生み出してきたマルコメ。成長を続けるには、常に新たな挑戦をしていくことが大切なのかもしれませんね。
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