喪服代わりに“仕事用のスーツ”はNG!? 知っておきたい“お葬式”の正しい礼儀作法 画像(1/2) お葬式は黒い服装をすればいいってものじゃない!?

知っているようで意外と知らない“お葬式”の服装や作法。

実際にネット上でも「服装は何となくわかるけど、靴やバッグの作法までは正直わからない」「お焼香のやり方はいつも前の人の見様見真似」「急遽お葬式が決まると、作法や準備などに戸惑ってばかり」などお悩みの声が続出しています。

そこで今回は、お葬式の礼儀作法にまつわる疑問を解決していきましょう。


仕事用の黒いスーツを着用してはいけないワケ

2月26日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)には、冠婚葬祭マナーアドバイザー・木野島光美さんが登場。

ふさわしい服装やお香典の書き方など、お葬式の正しい服装や作法について教えてくれました。


まずはお葬式の“正しい服装”をご紹介。

自宅に喪服がない時は“仕事用の黒いスーツ”を着てしまいがちですが、実はお葬式のふさわしい服装とはいえません。

その理由は、ジャケットの後ろに“ベント”とよばれる切れ込みがあるため。


もともとジャケットの切れ込みは、西洋貴族たちが“武装”していた頃の名残からできたものです。

しかしお葬式は武装する場所ではなく、静かに佇んで偲ぶ場所なので一般的なスーツはNG。これには番組MCの加藤浩次さんも、「えぇー! これ(仕事用のスーツ)ダメなの!?」と驚愕していました。


他にも番組では、「革製の黒いバッグはNG。布製のバッグか合皮製品を選ぶのが正解」「2連のパールネックレスはNG。ただし真珠のネックレスをつけること自体はOK」などの礼儀作法をピックアップ。

ネット上では「革製のバッグは駄目なんだ…。恐らく過去に何度か革製のバッグを使ってるかも」「服装が黒ければ何でもいいと思ってた自分が恥ずかしい」といったコメントが上がっています。


続いては“香典袋の表書き”について。

通常市販の香典袋には、「御香典」「御霊前」「御仏前」といった3種類の表書きが同封されています。

お葬式には「御香典」か「御霊前」の表書きを使用し、四十九日の法要以降に持っていく「御仏前」はお葬式では使いません。

ただし「御霊前」に関しては宗派によって使えないものもあるので要注意。


さらに“香典袋”に入れるお金は、“新札を使わない”のが礼儀。

もし手元に新札しかない場合は、折り目をつけて香典袋に入れるのがマナーですよ。


香典に包む金額は故人との関係によってまちまち?

喪服代わりに“仕事用のスーツ”はNG!? 知っておきたい“お葬式”の正しい礼儀作法 画像(3/2) 【写真】親戚以外の故人に対して香典はいくら包む?

香典袋ひとつをとっても、様々なマナーが存在しています。

その中でも気になるのが、香典に包む“金額”。一体世間の人々は、香典にいくら包んでいるのでしょうか。


一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会は、「香典に関するアンケート調査」を実施。

調査結果を“参列者と故人との関係別”にまとめたところ、親戚以外の故人に対しては「約5千円」が無難な金額のようです。

ちなみに「職場関係」「勤務先社員の家族」「取引先関係」「友人・その家族」「近隣・近所」の中で、平均額が最も高かったのは「取引先関係(6897円)」でした。


いっぽう故人が親族だった場合の最多回答額は、祖父母が「1万円」、兄弟姉妹は「3万円」、おじ・おばは「1万円」、親に関しては「10万円」という結果に。


実際のお葬式で恥をかかないためにも、最低限のマナーは身につけておきたいところですね。