【クイズ】和食器と洋食器、それぞれの1セットの数は? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(64)

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「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!

子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第64回目をお送りします。

◇ ◇ ◇

和食器と洋食器の1セットの数が違う理由


結婚式の引き出物でもらった和食器のセットは、5組で1セット。以前、別の式でもらった洋食器は確か6組だったような気が……。どうして微妙に数が違うのだろうか。

日本では、奇数が縁起がいいとされている。

陰陽道(おんみょうどう)で奇数は「陽」、偶数は「陰」で、3月3日(桃の節句)、5月5日(端午(たんご)の節句)、9月9日(重陽(ちょうよう))……と、節句はすべて奇数の重なりだし、御祝儀や香典を包むときも奇数にするのがマナー。例外は末広がりで縁起のいい8(八)だ。食器のセットが5組なのは、現代の家族構成を考えた適切な数だからだろう。

一方、西洋では物を数えるのに12進法を使ってきた。

12で1ダース、それが12集まると12×12=144で1グロスとなる。

また、西洋の社交は夫婦単位で行なわれるため、奇数では半端が出てしまう。正式な食器のセットは現代でも12組だが、それでは一般家庭では多すぎる。そのため、6組で1セットとしたのである。

監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)

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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。

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