犬の首輪にあるトゲトゲは狼から首を守るため!? 家の中にある素朴な疑問を徹底解決!

世の中には素朴な疑問がいっぱい。
普段は気にも止めない事柄でも少し掘り下げるだけで、面白い発見が見つかるかもしれません。
そこで今回は、“家の中にある疑問”を徹底調査。
今年3月放送の「ポルポ」(テレビ朝日系)では、身近に潜む意外な豆知識が紹介されました。
首輪のスタッズ&段ボールのルーツを辿れ!
まずは「何故、犬の首輪には“スタッズ”(金属製の飾り鋲)がついているのか?」という疑問について解説。
番組に出演したヤマザキ動物看護大学・福山貴昭先生の話によると、スタッズは“狼から首を守るため”についていたそうです。
昔から犬は番犬や猟犬として飼われていました。
そんな犬の天敵となったのが狼。
狼は犬の急所である首を狙ってくることから、首にスタッズつきの首輪を装着するように。その名残で今の首輪にもスタッズが装飾されています。
続いては「段ボール」の起源をピックアップ。
誰もが1度は目にしたことのある段ボールは、そもそも何のために作られたのでしょうか。その答えは、“シルクハットの汗止め”。
19世紀のイギリスでは、多くの人がシルクハットを着用していました。
しかしシルクハットの内側は非常に蒸れやすく、汗がこもって大変だったそう。
そこで1856年に開発されたのが、後の段ボールとなる“波状の紙”。
この紙を帽子の内側に巻いたことで、吸水性・通気性・クッション性の実現に成功します。
やがて波状の紙はアメリカに渡り、輸送用の緩衝材として使われるように。
1894年になる頃には、現在の段ボールに近い“輸送用の箱”として世界に浸透していったのです。
これにはネット上も、「段ボールのルーツが“汗止め”とか意外すぎる」「シルクハットがなければ段ボールも生まれてなかったかもしれないね」「段ボールにこれほど奥深い歴史が隠されていたとは…」などの声が相次いでいました。
ホコリが何故“灰色”なのか知ってる?

家の中にある疑問は他にも。
今年1月放送の「チコちゃんに叱られる!」(NHK)には、ホコリ研究のエキスパート・土居陽子さんが登場。
「ホコリは何故“灰色”なのか?」という素朴な疑問について解説されました。
実はホコリが灰色なのは、様々な色が混ざっているため。
そもそもホコリの成分は「繊維くず(56.2%)」「砂ぼこり(27.5%)」「食べ物(3.53%)」「毛髪(3%)」「その他(10%)」と、半分以上が“繊維くず”です。
実際にホコリを顕微鏡で拡大して見てみると、繊維くずの色は赤・黄色・白などカラフル。では何故カラフルであるはずのホコリは、灰色に見えるのでしょうか。
その理由のひとつには“混色”が考えられます。
混色とは、目の網膜で色が混ざり合って“別の色”に見えること。
例えば水色と黄色のチェック柄を遠目で見ると“緑色”に。
同様にピンク色と水色のチェック柄も“紫色”に見えるそうです。
ホコリが灰色に見えるのは、この“混色の原理”によるもの。
ホコリの意外な真実に、番組出演者の岡村隆史さんも「いろんな色を混ぜたら最終的にグレーになんねや。絵具とかも」と驚いていました。
普段から目にしているものの中には、面白いルーツや事実が隠されているのかもしれませんね。
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