実は最強の“金属”チーム!? 桃太郎と3匹の動物が鬼退治メンバーに選ばれたワケ

誰もが知っている有名な昔話「桃太郎」。
桃から生まれた男の子が鬼退治に出かけるお話ですが、そもそも何故“桃”太郎なのでしょうか。
鬼を退治するのに“桃”では、少し弱そうな気がしますよね。
しかし“桃太郎”の名前の裏には、桃であるべき理由が存在しました。
桃太郎の「桃」は鬼退治に必要不可欠な存在だった!?
3月7日放送の「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」(NHK)では桃太郎の秘密を探るべく、「大杉神社」宮司・市川久仁守さんが登場。
市川さんの話によると、もともと“桃”には厄除けの力が込められているそうです。
では何故「桃」で鬼退治ができるのかというと、その秘密は「陰陽五行説」とよばれる考え方にありました。
陰陽五行説では“あらゆるものは5つに分けられる”と考えられており、例えば「五味」「五穀」「五臓」なども陰陽五行説によって生まれた言葉です。
5つに分けられたものは、それぞれ「火」「土」「水」「木」「金属」の5つのチームに分類。
陰陽五行説に乗っ取って果物を5つに分けた時、金属チームには“桃”が所属します。
さらに「鬼に打ち勝つための武器=金属」という考えから、金属の性質を持つ“桃”から桃太郎が誕生しました。
ちなみに桃太郎が「犬」「猿」「キジ」をお供に選んだのにも、きちんとした理由が。
陰陽五行説は方角にも対応しており、金属は「西」にあたります。
そして方角に沿って十二支の動物を並べると、“西=金属”側にくる動物は「申」「酉」「戌」。桃太郎と同様に金属の性質を持った動物だったため、お供の3匹に選ばれたのです。
桃太郎に隠された真実には、ネット上も「桃太郎、奥深すぎるでしょ!」「桃太郎の桃にそんな意味が込められていたとは…」「桃太郎、犬、猿、キジが“金属属性”だと思うと、たちまち格好良く感じるね(笑)」といった驚きの声が上がっていました。
昔話のヒーローには何故「太郎」がつくの?

昔話に登場するヒーローといえば、桃太郎や金太郎、浦島太郎など。
何故か「太郎」のつく名前が多いイメージですが、実はここにも意外な真実が隠されています。
以前放送された「所さん! 大変ですよ」(NHK)には、お名前博士・森岡浩さんが登場。
昔話のヒーローに“太郎”の名前が多い理由について教えてくれました。
実は「太郎」のルーツは、中国の「排行(はいこう)」が原点。
排行とは本名とは別に兄弟の順番を表わす名前のことで、1番年上の男の子は「大郎(だいろう)」と呼んでいました。
この「大郎」が日本に持ち込まれた際に、何故か点がひとつ増えて「太郎」になったといいます。
つまり「太郎」は「長男」という意味。
長男は跡継ぎでもあるため、“太郎”の名前には自ずと「健康であってほしい」「リーダーになって一門を率いてほしい」などの願いが込められていました。
そういった背景が“ヒーロー”のイメージと合っていたため、“太郎”の名前がついたそうです。
昔から慣れ親しんできた昔話には、ストーリー以外にも様々な“物語”が秘められているのかもしれませんね。
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