ママ友はいなくても大丈夫! 1481人へのアンケートでは「ママ友なし」が半分以上という結果に

「現在ママ友がいますか?」という質問に「いる」と答えたのは46.1%、「いない」と答えたのは53.9%でした。SNSなどで頻繁に話題になったり、ママ友を題材にしたドラマが作られたりするなか、実際にママ友がいる人は半分以下というのは、意外な結果といえるのではないでしょうか。
「ママ友がいる」と答えた人のなかには、「よく一緒にランチに行ったりしています」「家族ぐるみでお付き合いして早13年」など、かなり親しい付き合いをしている人もいました。
「本やネットに書いていないことを教わったり、悩みを共有して自分だけではないんだなと安心できたりする」「少し先輩のママから、子育ての悩みやアドバイスをいただいているのはありがたいです」と、悩みを相談したり、共感してもらったり、ママ友の存在が子育ての支えになっているというコメントも多くありました。
ママ友がいないと悩むママの実情

同アンケートにて「ママ友と知り合ったきっかけ」を聞いたところ、一番多かったのは「保育園・幼稚園・学校」でした。つぎが「児童館・子育て支援センター」や「公園など近所の施設」。やはり、学校のイベントや園の送り迎え、よく遊びに行く施設などで頻繁に顔を合わせるうちに親しくなっていくケースが多いようです。
良好なママ友関係を築く人もいる一方で、同じように学校や施設などに通っていてもママ友ができずに悩む人も。アンケートでは、「なかなか自分のことや家庭のこと、子どものこと、悩みなど話せる関係までいけず孤独を感じてしまう」「距離感がわからないので誘っていいのか悩む」という声が散見されました。
ママ友トラブルアドバイザーのなかさとさんは「"ママ友がいなくて辛い"という相談もよくあります。なかにはママ友がいないことを気にして、保護者会や運動会などのイベントに行くのが苦痛になってしまうママもいます」と、孤独感に悩む母親の実情を語ります。
ママ友はいなくても大丈夫
ママ友がいたとしても、学生時代からの友人のように、親密な付き合いに発展させることが難しいこともあります。「ママ友トラブルにあわないために気を付けていることはありますか?」と聞いたところ、「あまり深入りしない。最低限のお付き合いを心がけています」「必要以上に私生活を話さない」「本当に色々な人がいるので本当にウマが合う人に出会わない限り広く浅くが一番いいと思います」と、ママ友とは浅い付き合いしかしないという意見が多く見られました。
なかさとさんによると、「ママ友とは当たり障りない付き合いのみに留めておくのは、トラブルを回避するうえで至極正しい対応」なのだとか。集団でワイワイ仲良くしているママから、「じつはそのワイワイが辛い」と相談されるケースも多いようです。毎日仲良くしていたつもりの仲間が、卒園・卒業と同時に、まったく連絡を取らなくなることもめずらしくありません。
なかさとさんは、ママ友がいなくて悩むママに対してこんなアドバイスをしています。「ママ友と呼べる人がいないからといって、嘆くことはありません。たまたま気が合うママ友と出会わなかっただけなのだと割り切りましょう。ママ友はいてもいなくても、どちらでもいいんですよ」
なんでも相談できるママ友がいたら心強い存在ではありますが、ときに無用なトラブルを招くケースもあります。いまママ友ができないことに焦っている方は、「いつか気が合う人に会えるかも」くらいの、軽い気持ちで過ごせるといいかもしれませんね。
コメント協力:なかさと(ママ友トラブルフォーラム「ママ友110番」主催者)
Information
ママ友トラブルフォーラム「ママ友110番」主催者。心理カウンセラーとして、ママ友に悩む人をフォローアップするほか、定期的に座談会を開く。
なかさとさんの公式サイト
ママ友トラブルフォーラム ママ友110番
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