生鮮食品は陳列棚でチェックしない! プロが教える3つの買い物テクニック
スーパーの生鮮食品コーナーで、良い商品を選ぼうとじっくり時間をかける人は多いはず。
商品の鮮度を見極めて少しでも“旨み”を保つためには、どのような点に注意すればいいのでしょうか?
生鮮食品の鮮度は持ち帰り方法で決まる?
3月14日に放送された、「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館」(テレビ朝日系)。
料理のプロ3人がスーパーで実践する、意外と簡単な3つの“買い物テクニック”が紹介されました。
まずは料理研究家で栄養士の浜田陽子さんが、「肉や魚を陳列棚の中で見るのは良いと思えない」「見るときは通路側で」と勧めています。
理由を解説してくれたのは調理師・安井レイコさんで、その秘密は「陳列棚は新鮮に見えるよう肉なら赤、魚なら青色の照明を当てているスーパーが多い」ため。
照明の当たらない通路側で、実際の色を確認して購入しましょう。
続いては料理研究家・栄養士の今別府靖子さんが実践している、「お刺身を買ったら必ず氷を買う」というテクニック。
プロ3人の解説によると、温度が上がると鮮度が奪われて旨み成分が分解されてしまうそう。
また冷気は上から下へと移動するので、氷は商品が潰れない程度の量を上に置くよう勧めています。
さらにお刺身を購入したら“袋の閉じ方”も重要。
今別府さんはお刺身を入れた袋はぎゅっと口を閉じるように持ち手同士を結び、なるべく商品が空気に触れないようにしているとのこと。
安井さんによると「家に持ち帰るまでの間に外気に触れるか触れないかとても大事」と力説し、素人が食べても「味の違いがすぐわかります」と明かしました。
プロ3人のテクニックに、ネット上では「照明なんて気にしたことなかったなぁ」「確かに精肉コーナーって赤い照明のイメージ。まさかちゃんと理由があったとは…」「お刺身を買ったら氷も一緒に入れてはいたけど、潰れるのがイヤで下敷きにしてた」「素人でもわかるっていうぐらいだし、次はちゃんと買い物袋を閉じよう」といった声が相次いでいます。
美味しい肉・魚の見分け方とは?
商品そのものの鮮度を見極めるには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
例えば精肉で有名な「オージー・ビーフ」公式サイトでは、“お肉を買う時のポイント”として「鮮やかでみずみずしく見えるものを買いましょう」「脂肪がついているときは、クリーム色、白いものが新鮮」とアドバイス。
また冷蔵庫に入れるまでの時間を少しでも短縮するため、生鮮食品売り場は買い物の一番最後に回るよう勧められていました。
マグロの水揚げで有名な静岡県焼津市の水産加工会社「山松水産」では、公式サイトに“マグロ選びのコツ”を掲載。
赤身は「赤みが強めで透明感があり艶があるもの」を挙げ、陳列棚の蛍光灯から離してチェックするよう喚起しています。
いっぽう“トロ”の色味は「ピンク色でスジが少なくキメの細かいもの」になりますが、“冷凍もの”は「カチカチの状態だと白っぽく見えるので、脂身と勘違いしがち」なのだそう。
商品の鮮度をしっかり見極めて、少しでも美味しい状態で食卓に並べられたら良いですね。
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