「ワークマン」が驚きの戦略で対抗!? アパレル業界を揺るがす“デカトロン”日本初上陸!

作業服の最大手として知られる「ワークマン」。
同店は全国に837店舗を展開し、現場で働く人たちから絶大な支持を獲得してきました。
さらに最近では、カジュアルブランド「ワークマンプラス」を始動。
今や女性客や若い世代からも注目を集めていますが、今春同店の脅威となる“黒船”が日本に初上陸したようです。
平成最後の黒船・デカトロンとは?
4月2日に放送された「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)では、「進撃のワークマン」と題した企画を特集。
今まで「高機能×低価格」の市場を独走中のワークマンでしたが、今年3月に世界最大級のスポーツ・アウトドア用品メーカー「デカトロン(Decathlon)」が日本に初進出しました。
デカトロンの売りも、ワークマンと同じ「高機能×低価格」。
オープン初日から人気を博し、ネット上でも「靴やウェアが爆安でビックリ!」「5000円くらいで売っているような商品が半額の値段で手に入った」「もっとちゃっちいと思ってたけど、品質もデザインも文句なし」など絶賛の声が相次いでいました。
そんな勢いを見せるデカトロンに対し、ワークマンも負けてはいません。
デカトロンに対抗すべく、まず同じエリアに新店舗をオープン。
しかも両店の距離はわずか3kmで、ワークマンはデカトロンよりも早いオープン日を設定したそうです。
さらにデカトロンを迎え撃つ武器として、“撥水”機能を持つデニム「4D 超撥水STRETCHパンツ」を投入。
同商品はもともと今年8月発売予定の商品でした。
他にも商品の売り出し方を見直すため、予めデカトロンの店舗を視察。
上手なスペースの使い方や体験コーナーなど、見習うべきところを参考にしながら“親切な売り場”作りを目指しました。
おかげで同商品は初日販売目標30本に対し、2倍以上の売り上げを記録。
この結果について、ワークマンの商品開発担当・中野登仁さんは「我々にとっては第1歩」「今後成長するためにワークマンが何ができるかが大事」とコメントを残しています。
“空白の市場”には最大4000億円の需要が存在!?

今年1月放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)には、日経トレンディ編集長・佐藤央明さんが登場。
2019年にヒットするもののひとつとして、「ワークマンプラス」を掲げていました。
佐藤さんによると、今まで“高機能×低価格”な商品分野に手を出したアパレル企業は皆無。
前人未踏の“空白の市場”には、最大4000億円の需要が眠っていたそうです。
そんな巨大市場に目をつけたワークマンは、カジュアルブランド「ワークマンプラス」を出店。
例えば同店の商品「AERO STRETCH ブルゾン(2900円)」は、伸縮性と撥水機能を兼ね備えています。
一方「STRETCH マイクロウォームパンツ(2900円)」には、動きやすいストレッチ素材を使用。
裏地にはフリースが施されているので、保温性も抜群です。
ちなみに既存の「ワークマン」も「ワークマンプラス」も、販売している商品は100%同じもの。
一般客を取り込むために変えたのは、商品の並べ方だけだといいます。
商品の見せ方ひとつで、約1.5倍の売り上げを記録した同店。今後も更なる躍進が期待できそうですね。
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