「好きなことを好きな時に好きな場所で好きなだけ♡」をコンセプトに、女性の新しい「働き方・生き方(ワークライフスタイル)」を提案するワークライフスタイリスト®であり、起業家&ベストセラー作家でもある宮本佳実(みやもとよしみ)さん。

3月には最新著書『やっぱりお金もラクチン♡カンタンがうまくいく』(KADOKAWA、以下、本書)を上梓し、ワークライフスタイルとお金に関して、悩みの尽きない女性たちに、数々の実践的なアドバイスをされています。

では本書は、これまでの数々の著書とはどう違うのか、ラクチン♡カンタンだとなぜうまくいくのかなどを、宮本さんご本人にお伺いしました。


お金を稼ぐのはラクチンカンタン、ってどういうこと? 苦労しないでお金持ちになれる方法を著者に聞いてみた 画像(1/2) 好きなことを好きな時に好きな場所で好きなだけ、女性の「新しい生き方・働き方」を提案している宮本佳実さん

■自分軸を持たずに生きてきた、多くの女性が共感しながら読める工夫とは?


──今回、著書としては初めて、「リエ」「サメコ」という二人の女性との、いわばお悩み相談のスタイルでレクチャーが展開していきます。そうなった経緯をお聞かせください。


宮本佳実さん(以下、宮本) 二人はいずれも、私の著者などを読んでくれているニューヨーク在住の30代女性です。ニューヨークで二人と話していた時、特に独身のリエちゃんの、ワークライフスタイルとお金に関する悩みがとても多く、「あれもこれも、どうしていいかわからない」という感じだったんです。

そして気づいたのは、リエちゃんは決して特別な少数派ではなく、むしろ、同じ悩みを抱えている同世代女性は多い、と感じました。

そこで、このやり取りを本にすれば、読者はリエちゃんの発言に自分を置き換えることができて、共感しながら読んでもらえる本になる、と思ったのです。


──リエさんはどのような女性なのでしょうか?


宮本 リエちゃんは高学歴で語学も堪能で、仕事もテキパキこなす優秀な女性です。そして「ニューヨークで働く」という夢まで叶えました。しかしそこから先のキャリアや人生の目標が見えず、お金の不安もつきまとう日々を過ごしていました。

なぜかというと、リエちゃんのこれまでの人生は、周囲の人の意見や価値観で物事を選択したり、より優秀な人と自分を比べて「あの人みたいにならなければ」と、他者を目標にしていたみたいなんです。

だから、自分で人生を切り開く必要に迫られたときに、自分が何をしたいのかわからず、途方に暮れてしまったわけです。


──つまり、受け身的な人生を過ごしてきてしまい、自分で自分の人生を創造できずにいる女性が多い、ということなのですね?


宮本 そうなんです。実際、私のところに相談に来られる方の多くが、周囲に恵まれていたのか「周囲や相手に合わせて生きてきた」とおっしゃっていますね。


──なるほど(笑)。サメコさんにはまた別の役割が?


宮本 はい。サメコさんは既婚者で、主婦業と並行して「自分の好き」を仕事にしてライターとして活躍しています。そこにたどり着くまでの努力など、過程の部分をぜひ、参考にしていただきたいと思います。


■自分なりの「ラクチン♡カンタン」を見極めれば、苦労しなくてもお金を稼げる


──自分の「好き」を大切にしたワークライフスタイルの提案と、そのためのノウハウ&メソッド紹介は、宮本さんの全著書に共通したテーマですが、本書で初めて書かれたこととは?


宮本 今回はまず、タイトルにもある「ラクチン♡カンタン」というキーワードを初めて紹介しています。これはリエちゃんから「運命の仕事みたいなものはあるの?」と聞かれて、その答えとして、私が「自分のラクチン♡カンタンを見極めて、そこにエネルギーを注げば、それが運命の仕事になるよ」とアドバイスしたことから生まれたキーワードです。


──「ラクチン♡カンタン」はどういう仕事を指すのでしょう?


宮本 「楽しめて、簡単にできちゃうこと」です。たとえば、他の人が「大変そう、その仕事、私には無理かも」と思うことでも、人によっては「え、私ならラクチン♡カンタンにこなせちゃうよ」ということってありますよね。そういう自分の得意分野に気づいてほしいと思います。

みんなが嫌がることでも、自分なら案外スルリとできてしまうことってありませんか? そこを発見していくと、その人なりの「ラクチン♡カンタン」がわかってきます。それが、自分でも気づいていなかった生まれ持った才能です。それを発見したら、そこにエネルギーを使っていく。そうすればそれがその人にとって「運命の仕事」になるわけです。


──言葉だけで考えると「ラクチン♡カンタン」は誤解されそうですね。


宮本 間違えないでいただきたいのですが、「ラクチン♡カンタン=努力しなくてもいい」ということではありません。どんなに好きで才能を活かした仕事でも、問題や壁にぶつかります。ただその際も、“夢中”になって問題や壁を乗り越えられる。そこが嫌々やっている仕事との大きな違いです。

その結果、スキルも収入もどんどんアップする。ですからぜひ、ご自身にとっての「ラクチン♡カンタン」を発見していただきたいですね。


■自分の「好き」を深めて、もっと信頼できるようになるためにすること


──本書では、選択の基準を「損・得」ではなく、「好き・好きじゃない」にしようと提案されています。そのためには自分の「好き」を深めて、信用する必要がありますね?


宮本 はい。そこでまずは、小さい選択からはじめます。たとえばケーキやお菓子を買う際にも、「私は本当にこれを買うほど好きなの?」と、真剣に自問自答します(笑)。ほんと、真剣に。「自分の好きとは何か」をノートに書き出したりもしました。

このように小さなことから自分の「好き」を深めていくと、次第に「心から好き」と思える感覚がわかってくるようになります。そして、その好きを信頼できるようになります。


──自分の「好き」を信頼できたら、もっと大きな選択も委ねていくということですか?


宮本 そうです。そうしたら物事を「損か得か」で選択せずに、「好きかどうか」で選択できます。

豊かな人生の重要な鍵は、自分の「好き」の感覚にあります。好きなことならずっと続けられて、お金もどんどん循環します。自分が「ラクラクできちゃうこと」に大きなエネルギーを注いで夢中になれば、もっと自由に、もっと賢く、カンタンに成果が出てしまう。そうなれば、「楽しいことでお金が入ってくる」と安心できて、お金の心配も、未来の心配もなくなっていきます。

ぜひ今日から少しずつ、好きなこと、ラクチン♡カンタンなことを選択して、そのことに時間を使うようにしてみてください。きっと新しい展開が待っていますよ。



インタビュー中、終始、自然体でよく笑い、物腰の柔らかな宮本さん。その発言からは、エレガンスさと同時に意思の強さや芯の強さも感じました。多くの“ヨシミスト”(佳実さんのファン)が生まれている理由は、こんなところにもありそうです。

そして本書で語っている「ラクチン♡カンタン」は、宮本さんが人生のなかで、実体験としてつかんできた「活きたノウハウ」なのだと実感。本書でさらに詳しく紹介されているメソッドを参考にすれば、誰でも人生をハッピーにできる! と確信したインタビューでした。


文=町田 光


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