モンゴルではレトルト食品のオーダーメイドが可能!? 画期的なシステムに羨望の声続出
長期間保存できて、パッと料理ができあがるレトルト食品は家庭の強い味方。
3月21日の「世界くらべてみたら」(TBS系)では、“モンゴルのレトルト食品事情”が紹介されて話題を呼んでいます。
モンゴルではレトルト食品がオーダーメイド可能!
番組はモンゴルを訪れ、現地の人にインタビュー。
するとモンゴルでは、“レトルト食品のオーダーメイド”を行っていることが明らかに。
レトルトをオーダーするという会社員のゾリグさんに密着すると、食品加工の工場に併設する小屋を案内してくれました。
するとゾリグさんは慣れた口調で、「脂身と赤身を2:8の割合にした牛のもも肉で、そこに玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモを入れて、味は濃いめに」と煮込み料理を10パックもオーダー。
このオーダーは、遠くで暮らすゾリグさんのお母さんのレシピを参考にしたもの。
ゾリグさんは、「お袋の味をいつでも食べたいからレトルトをオーダーメイドしてるのさ」と語っています。
食品工場のマネージャーさんはオーダーメイドサービスについて、「出身地や家庭によって味の好みは人それぞれです」「すべてのお客様に喜んでいただくため、およそ20年前にサービスを始めました」とコメント。
オーダーメイドの顧客数は年々増えているそうで、現在はおよそ5000人が利用するまでに成長中だそうです。
翌日、頼んだレトルト食品を取りにゾリグさんは再び小屋へ。
オーダーメイドレトルトの気になるお値段は、1袋200円ほどです。
市販のレトルトは1袋250円ほどなので、オーダーメイドの方が安上がりということが判明。
この理由は“脂身の量が少ない”から。工場の人は、「赤身より脂身の方が人気だから、脂身が多いと高くなる」と説明していました。
驚きのレトルト食品事情に、ネット上からは「オーダーメイドできるレトルト食品なんて素晴らし過ぎでしょ!」「めっちゃ利用してみたい。忙しい平日のストックとして、すごい実用的だと思う」「めっちゃ美味そうだったし、自分の好みに味を変えられるなんて最強!」などの声が。
ゾリグさんはオーダーメイドのレトルトを食べて、「お袋の味がいつでもどこでも、すぐに食べられるなんて嬉しいよ」とコメントしています。
レトルト食品を買う理由って?
以前に「マイボイスコム株式会社」が、「レトルト食品に関するアンケート調査」を実施。
男女1万893人の回答から、日本人のレトルト食品の利用場面が明らかになりました。
「レトルト食品の利用場面」について聞いたところ、回答数が多かったトップ3は「作るのが面倒なとき」(47.1%)、「ふだんの食事のメニューとして」(41.9%)、「時間がないとき」(38.4%)という結果に。
次に「レトルト食品の購入理由」を聞くと、「簡単に食べられる」(59.0%)、「すぐに食べられる」(54.3%)が上位になりました。
男性では「価格が安い」の比率が高くなり、女性では「調理の手間が省ける」、「調理をする時間がないときに便利」、「長持ちする・保存がきく」といった回答の比率が高くなっています。
簡単ですぐに料理が食べられるため、多くの支持を集めているレトルト食品。日本でもモンゴルのように、オーダーメイド方式でレトルト食品が買える日はくるのでしょうか?
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