まだまだ先と思っているかもしれないけど、今から考えておいたほうがいいのが定年後のこと。「のんびりクルーズ」なんて夢を描いていても、年金だけで贅沢は難しいのも事実です。だから、働き方のひとつである「アルバイト」で、定年後の人生ににメリハリを、生活にゆとりを手に入れませんか。急増中のシニア世代のアルバイターで、勝ち組になるためのノウハウを、漫画で楽しく身につけましょう。もしご両親が定年後に生きがいを失っていらっしゃったら、ぜひ教えげあげてください!


※この記事は『定年一年生の教科書 定年後も働く!勝ち組アルバイト』(KADOKAWA)からの抜粋です。


働き過ぎると年金が減る!?  シニアバイトで確定申告が必要になるのはいくらから? 定年後バイト(4)【連載】 画像(2/6)
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定年後のアルバイトとお金の話

●アルバイトと確定申告の関係

年金も収入ですから課税対象になります。では、そこにアルバイト収入がオンされたらどうなるか。ポイントとなるのは確定申告の有無です。マンガでの説明のとおり、年金受給者には「確定申告不要制度」があります。しかし、アルバイト収入などの雑所得以外の所得金額が20万円を超えると、確定申告が必要となるのです。結果的に、税額が増える可能性も当然あります。


しかし、確定申告は増税だけを招くわけではありません。例えば、アルバイト先で源泉徴収が正しくされていないケースもあります。医療費控除などは確定申告をしなくては受けられません。つまりは、税金を取り戻すのも確定申告なのです。



●定年後も働くと年金が減るかもしれない......

実は、厚生年金は70歳まで加入できます。そして、アルバイトであっても、勤務日数と勤務時間が正社員の概ね3/4以上なら加入は可能なのです。もちろん、定年後でも、支払った保険料は退職後の老齢厚生年金にしっかり反映されます。


ただし、同時に注意も必要です。厚生年金に加入しながら老齢年金を受け取ると、その収入によっては年金が減らされるからです。「在職年金制度」というこの制度、65歳未満と65歳以上でそのしくみが異なります。計算式はやや複雑ですが、表5と表6にまとめましたので頑張って計算してみてください。ちなみに減額が発生するのは、65歳未満では総報酬月額相当額と年金月額の合計が28万円、65歳以上は47万円を超えてからです。

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著=55+ライフデザイン室