収納するときは動線と高さ、使用頻度を意識するのが鉄則 大人のラク家事(13)【連載】 画像(1/1)

収納用品を山ほど買い込み、家中をきれいに片づけても、家事がラクになった実感はあまり……そんな経験ありませんか。 整理整頓には「ものを減らす」に加えて、「手間を減らす」工夫をすることが大切。「家事が嫌い」、「家事が苦手」という人でもOKの片づけ&整理整頓の工夫を身につけ、「ラク家事」でゆとりある暮らしを実現しましょう!


※この記事は『大人のラク家事』(Rin/KADOKAWA)からの抜粋です。


5つの鉄則で片付ける

家の中が片付かない理由は、明らかにものが多い場合と、しまいにくい場合です。

そこでまず、使わないものを捨てて家の中をリセットします。

次に、使うものを、使う場所に、使いやすい形で収納していきます。

使いやすい収納をするための鉄則は5つ。この基本を覚えておくと、便利です。

 


【鉄則1:適正量をきちんと知れば、ものは増えない】

使わないものを捨てたら、シャツなら◯枚、スカートなら◯枚、大皿◯枚など、自分の適正量を決めます。そして、1枚増えたら1枚捨てるなど、自分でルールを作って守るようにします。食品のストック品なども同じです。


適正量を考えて買うことが習慣になると、買い物の仕方が変わってきます。ものが増えなくなり、ものに対する考え方やライフスタイルまで変わってきます。

 


【鉄則2:動線と、ものを置く高さを考えた収納にする】

ものを収納するときは、使うときにどんな動きをするかを考えながら行います。使うものは、使う場所の、近くて取り出しやすいスペースに配置するのがベストです。


使いやすい高さは、使う人の身長によっても異なりますが、一般的には肩から腰までの間が、姿勢を崩さずに出し入れできる取りやすい位置です。


使う頻度の高い順に、収納棚の「中段」→「下段」→「上段」→「一番下」→「一番上」の順番で配置すると、取り出しやすくなります。



【鉄則3:使用頻度別に収納し、頻度の高いものほど使いやすく】

食器やキッチン用品などは、使用頻度別に細かく分類し、毎日使うものを一番使いやすい位置に置くなど、ものと位置のマッチングを考えながら収納すると使いやすくなります。

・毎日使うもの→最も使いやすい位置

・1~3日に一度使うもの→使いやすい位置

・月に一度使うもの→一番下の収納位置

・年に一度使う軽いもの→一番上の収納位置


基本に沿って仮収納をし、使い勝手を見ながら位置を変更していくようにします。

 


【鉄則4:グループで使うものはセットで収納する】

複数で一つの仕事をしてくれるものは同じ場所に収納しておくと便利です。

急須と湯のみをお茶セットに。便せん、封筒と切手はお手紙セットとして。宅配便を出すときや、古新聞をまとめたりするときに使う、紐、紙テープ、はさみなどは梱包セットとしてひとまとめにしておくと、探す手間が省けます。

 


【鉄則5:家族で使うものはラベリングして定位置管理】

家族全員で使うものは、置く位置が決まっていないと、戻す場所がわかりません。電池や電球、工具類は、収納ボックスに入れてラベリングをするなど、誰が見てもわかるようにして、決まった場所で管理するのが鉄則です。


また、使うものは、なるべくワンアクションで取り出せるようにしておくことも、大切なポイントです。

大きな収納ケースの中から小さな収納ケースを出し、その中から必要なものを探すというような収納では、戻すのが面倒になり、出しっぱなしになってしまうことが多いからです。

ケースの形やラベルの色でカテゴリー分けするなど、家族と話し合いながら、自分らしい収納方法を考えるのも楽しいと思います。


著=Rin 撮影=原田 崇、原田圭介