一緒に使うものはセットにして収納すると手間が省ける 大人のラク家事(20)【連載】

収納用品を山ほど買い込み、家中をきれいに片づけても、家事がラクになった実感はあまり……そんな経験ありませんか。 整理整頓には「ものを減らす」に加えて、「手間を減らす」工夫をすることが大切。「家事が嫌い」、「家事が苦手」という人でもOKの片づけ&整理整頓の工夫を身につけ、「ラク家事」でゆとりある暮らしを実現しましょう!
※この記事は『大人のラク家事』(Rin/KADOKAWA)からの抜粋です。
セットでしまうと手間が省ける
使いやすい収納の鉄則に「グループ分け」があります。食器類であれば、「普段使いの食器」「お客様用の食器」など、使用頻度や目的に合わせてグループに分けて収納しておくと、使いやすいということです。
我が家には、「ティータイム用の棚」があります。中に入れてあるのは、ティーカップ、湯のみ、急須、お盆などの食器類と、コーヒーやお茶、砂糖、お菓子類一式。お客様にお茶を出すときや家族でお茶を飲むときは、この前に立てば、一歩も動かず準備ができる専用棚です。

夏場は、冷たいハーブティーが定番。お手ふきは、レモングラスやペパーミントなどのアロマオイルを2~3適たらした冷水に浸しておき、香りを移します。
テーブルに出す形で収納すると、手間が省けてゆとりが持てる
私が大切にしているのは、動かずに準備できるだけでなく、手間を省くということ。
お茶の準備をするときは、お盆の上に急須と湯のみを載せます。そんなときに、使いたい湯のみが見つからないとイラッ、急須が洗っていないとイライラッとすることがありました。
そこで考えたのが、お盆の上に急須と湯のみをセットして収納すること。こうしておけば、そのままラクにテーブルに出すことができます。

お気に入りの布を敷いた小さなお盆に、急須、湯のみ、茶筒を載せた「お茶セット」。このまま収納します。
お客様がいらしたときも、ティータイム用の棚を開けるだけで、手早く準備ができます。我が家では、ドリップタイプのコーヒーや様々な種類の紅茶の個包装ティーバッグをカゴに入れ、「ドリンクバーセット」と称して準備。2客重ねてセット収納してあるカップとともにテーブルに出し、ポットでお湯を沸かせば、お待たせすることなく、すぐにおもてなしができます。
一緒に使うものはセットで、使う形で収納しておくと、ラクに、手間なく準備ができ、ゆとりが生まれます。

ティータイム用の棚。下の段にカップや「お茶セット」を収納。一番上の段の取っ手付き収納ボックスには、お菓子が入っています。
著=Rin 撮影=原田 崇、原田圭介
Information
人気ブロガーRinさんが実践してきた、大人のためのラク家事のノウハウを一挙公開!発売後たちまち重版となった注目の一冊です。「ものを減らす」と同時に「手間を減らす」工夫で、ゆとりある暮らしを手に入れましょう。
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著者:Rin
ブログ「Rinのシンプルライフ」主宰。整理収納アドバイザー1級。居宅介護支援専門員。片づけ・DIY・北欧インテリアが大好きで、シンプルライフを心がけている。最終目標である「軽やかで自由な老後」を迎えるために、快適な生活に役立つ整理収納法を探っている。
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