思い出のつまった“家族”を修復! ぬいぐるみを“治療”するクリニック

愛くるしい表情に、ふんわりした触り心地の“ぬいぐるみ”。
いまなお大切に保管している人も多いのではないでしょうか。
今年4月放送の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)では、“ぬいぐるみのお医者さん”に注目。
東京都台東区にある「杜の都なつみクリニック」が紹介されました。
完治したぬいぐるみの姿に感涙…
杜の都なつみクリニックでは、これまでに約5000体のぬいぐるみを診療。
持ち主の思いがつまったぬいぐるみが、全国から届けられるそうです。
番組で紹介された最初の依頼は、8歳の男の子が弟のように大切にしてきたネコのぬいぐるみの治療でした。
院長の箱崎菜摘美先生は、問診票でぬいぐるみの状態をチェック。
寸法を計測したら中綿も取り出して計量し、本体もお風呂に入れて長年の汚れを落としていきます。
新しい綿をつめ、脱毛部に植毛して処置は完了。
ぬいぐるみを受け取った男の子は、愛しそうに撫でながら「うれしい」と笑みを浮かべています。
続いての患者は、「アヒルのガーガー」。
依頼者と26年間一緒に過ごしてきたそうで、中の綿が潰れて自立できず脱毛部も目立ちます。
箱崎先生は元々の生地から作った型紙を用意して縫合し、傷んだ目もスポンジやすりでピカピカに。
新しい綿を入れたら1mm間隔で植毛してなじませ、見事完治となりました。
次の女性は28年前に母親からプレゼントされた、「ウサギのさぁちゃん」を診察に。
箱崎先生は入浴や再縫製、綿を取り換えて傷んだ目も交換。
さらに「結婚式でウェディングドレスを着せて一緒に出席したかった」という依頼者のため、さぁちゃん用のウェディングドレスも作成しました。
ドレスアップしたさぁちゃんを見て、感極まった女性は「さぁちゃんがお嫁に行っちゃうみたい」と目を潤ませています。
視聴者も目が釘づけだったようで、ネット上には「大切なぬいぐるみって捨てられないよね。治してあげたいっていう気持ちはすごくわかる」「持ち主の優しさと先生の治療の丁寧さに涙が止まらないよ…」「完治したぬいぐるみ、治療前と見違えるようで本当にすごい!」といった声が相次ぎました。
“ヌイグルミスト”とぬいぐるみの関係は?

ぬいぐるみをコンセプトにしたカフェ「やわらかん's cafe」では、過去に「ぬいぐるみへの想い」に関する意識調査(ぬいぐるみ好きの“ヌイグルミスト”が対象)を実施。
「ぬいぐるみを何体くらいお持ちですか?」という項目で、なんと54%の人が「16体以上」と答えています。
「あなたとぬいぐるみの関係は?」との質問では、「ざっくりと家族」(48%)、「友達」(15%)、「子ども」(11%)という結果に。
“家族”としてぬいぐるみに接している人が圧倒的に多く、いかにぬいぐるみが“特別な存在”であるか伝わってきますね。
また「いちばん長いおつき合いのぬいぐるみは何年くらい一緒にいますか?」の問いでは、「16年以上」という人が41%。
続いて「13~15年」(29%)、「10~12年」(10%)という結果になっていて、ヌイグルミストの8割が10年以上ぬいぐるみと一緒に過ごしていることがわかりました。
大切な存在となるぬいぐるみ。これからも仲良く過ごしてあげてくださいね。
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