ガス代節約でお風呂もぬるめ…これ以上何を節約すればいいの?【お悩み相談】

#くらし   

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は家計が赤字で不安だという「ドレープ」さんのお悩みです。

 


◆相談者プロフィール

ドレープ(27歳女性)

もうすぐ出産予定の専業主婦です。里帰りはせずに頑張ります!

お悩み相談


私は専業主婦で27歳、夫は29歳の会社員です。結婚をして1年が経ち、年間の支出額が見えてきました。すると分かっていたことではありますが、毎月赤字ばかりで、夫の月収より支出の方が多いのです。夫のひと月手取りは29万円。支出は1年で平均すれば月28万円ですが、実家に帰省したりした月はもっとオーバーしてしまいます。

これ以上は節約しようがない項目として、家賃が4万円、生命保険2万円(少々高めですが貯金型の保険なので夫は見直しは考えていないそうです)、最近加入したばかりの医療保険が2人分で1万円、奨学金返済1万5000円。そして夫の通信費は会社負担なので、私の携帯を格安のものに変えて月2000円まで下げました。

また、自炊代にあたる食費は3万円で、予算は2人で朝は200円、昼は500円、夜は500円。ありがたいことにお米はいただくことが多いので助かっています。光熱費は1万5000円で、内訳は水道代2000円、電気代5000円、ガス代8000円。ガス代が高いので最近はぬるめのお湯に長く浸かるようにして節約しています。

そして、すでに一度見直し済みなのですが、外食費が4万5000円。週に一日の夫の休みの日は外食が多いのが現状です。内訳は朝1万5000円、昼1万5000円、夜2万円、カフェ5000円程度になります。夫の飲み会代や義理のご両親やお友達へのプレゼント代等にあたる交際費が3万円。夫も必要のない飲み会には極力出ないように頑張ってくれているのですが……。

その他セール時にまとめ買いする日用品費が1万5000円、被服費1万5000円、書籍、映画、CD代等のエンタメ費が1万5000円。美容費は1万円で主に美容院代になり、夫はひと月ごとに5000円、私は約3カ月ごとに8800円程かかっています。

赤字分は少ないボーナスや私の在宅ワークでのお仕事での給料、過去の貯金等から補填しています。もうすぐ赤ちゃんが産まれるのに今後の生活が心配でなりません。この状況をなんとか打開しようといろいろ見直しをして節約に取り組んできましたが、最近行き詰まりを感じています。これ以上何をすれば良いのかと不安だけ募ってしまいます。

支出バランスやライフスタイルについて見直しを


非常にアクティブで社交的な、仲の良いご夫婦でいらっしゃるようですね。ただその分、外食費、被服費、趣味(エンタメ)の項目が、平均的な家計から見るとかなり過大になってしまっています。美容、交際費を入れると、収入の実に40%近くを「楽しみのための支出」が占めており(平均的な家計では15~20%ほど)、他の項目の節約具合とくらべてかなりちぐはぐな印象を受けました。食費などを削ってでも趣味や交友関係にコストをかけるのは、典型的な「独身型」の家計の特徴です。夫婦二人であればそれでも良いかもしれませんが、子育てが始まるとお金だけでなく時間の使い方も子供中心にせざるを得ず、生活スタイル全般の見直しが必要になってきます。収入水準は同年代の平均よりもやや上になりますので、支出項目のバランスさえ取れれば十分黒字になる家計です。子供が生まれてからも仲の良いお二人でいるために、生活に関する予算の割り振りや一緒の時間をどう過ごすかなど、必要となる変化について一度ご主人様としっかり話し合ってみましょう。

◆回答者プロフィール

ノラ

家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。

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