また散らかってる…のイライラを防ぐ「片づけリバウンド対策」

#くらし   

お家にたまっていた余分なものを整理して、おぉ、すっきり片づいた!と安心してしまう人は多いはず。でも、ダイエットと同じで、油断していると「リバウンド」という恐怖が…! そうならないための対策を『片づけ収納ドットコム』編集長・さいとうきいさんに教えてもらいました!

リバウンド防止には「見直し」が大切!


お家デトックス 4つのリバウンド対策


お家デトックスのポイントは、快適さ=ストレスフリー。でも、このストレスフリーが定着しても、時間がたつとまた別のストレスが現われるものです。「ウエストのサイズをチェックするためのジーンズのように、ここが散らかるのは、おデブの予感……と自分なりの“乱れサイン”を見つけて」

ちょっと慣れた頃が見直しどき! 家が乱れやすい時期は先手を打って乗り越えて。

【おデブ注意報をチェック】

□キッチンカウンターにものがある

□床にものが置かれて1日以上たつ

□寝る前にシンクが片づいていない

□取り込んだ洗濯物が山積み

□家族の人数以上の靴が玄関に出ている

空きスペースを確保しておこう


【リバウンド対策1】いただき物のコーナーを設ける

「お土産など、菓子折類をいただくたびにキッチンの周りが乱れませんか? それを見越して、あらかじめふだんは何も置かない専用の場所を用意しておきます。大きめのスペースを確保できると安心」

【リバウンド対策2】見直すタイミングを決めておく

「子どもの学期終わりなど、ものが増えやすい時期を事前に予測。そのタイミングでお家デトックスを定期的に実践して。家庭内の年間予定に組み込んでおけば、ストレスフリーなサイクルが続きます」

1つ増えたら、1つ手放す


【リバウンド対策3】1つ増えたら1つ手放す

お気に入りのものと出会ったら、増える分だけ減らすこと。「服も食器も掃除用具も、よく使うものは案外少ないものです。使っていないものは潔く手放したほうが、手元に残したものを大切にできますよ!」

クローゼットの奥など、場所はどこでもOK


【リバウンド対策4】来客時の一時避難場所を空けておく

散らかりがちな夫の小物や書類は専用カゴにまとめるように、持ち運べる収納類をさっと隠すことができる避難場所を確保しておいて。「わが家はクローゼットの奥のすき間がそれ。スペースがあれば場所はどこでもOK」

次なるステージは“スッキリ”


ストレスを感じることなく、さくさくと片づけができるようになったら次なるステージへ! 目に見える“スッキリ”が、モチベーションアップにつながります。

【画像を見る】出しっぱなし=ストレスフリーも、ちょっとした工夫でスッキリ


【サイズや素材を揃えて統一感を出す】

「よく使う調理道具は、外に出しておくとストレスフリーですが、よりシェイプアップを目指すなら、容器を揃え、しまうもののサイズや素材もまとめて」

スッキリのポイントは、空間の“メリハリ”


【飾る強弱をつけて壁をコーディネイト】

壁にマスキングテープで囲いを作り、子どもの作品コーナーに。「この中にだけ作品を飾ることで、空間にメリハリが。額装するより入れ替えも簡単」

扉裏などの死角を有効活用して


【生活感が出るものは死角に貼りつける】

予定表などを貼る掲示板的スペースは、家族がよく見える位置にある棚の扉の裏など、死角を活用して。「ふだんは扉をあけ放し、来客時は閉じてスッキリ」

最終段階は“ステキ”


最終段階“ステキ”は、ダイエットでいえば芸能人やスーパーモデルを目指すようなもの。無理せずじっくりと時間をかけ、お家デトックスを完成させて。

好みのテイストは長期的に計画して近づく


【雑誌やSNSで自分の好きなイメージを具体化して家族でシェア】

ストレスのないスッキリした空間ができたら、仕上げは憧れのスタイルを具体化すること。「例えばアクセントカラーは黒、テーマは“北欧”など、好きなイメージを写真などで分かりやすく家族に伝えれば、理想のお家にきっと近づきます」

イメージを具体化して、家族で共有することが大切!


憧れインテリア=スーパーモデル! 一気に最高峰を目指すのではなく、まずはリバウンド知らずの「ストレスフリー」収納をキープできるようにしてから、「スッキリ」「ステキ」とステップアップしていきましょう。

撮影=木村文平 イラスト=宗前月子 編集協力=田中理恵 

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Information

お家デトックストレーナー:さいとうきいさん
日本ライフオーガナイザー協会運営のWEBマガジン『片づけ収納ドットコム』編集長。収納テクニックや暮らしのアイディアを提案。自身も60平米のマンションに家族3人と犬とで快適に生活。


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