日本ならではの“おもてなし”!? スーパーで「赤や緑の輪ゴム」が使われるワケ

スーパーで手に入るお惣菜は、日々の献立に悩むママにとって助かる存在。
売り場ではよく“カラフルな輪ゴム”を見かけますよね。
実は輪ゴムの色には意外な使い分けがあるようです。
緑や赤などの輪ゴムが多い「惣菜コーナー」
5月7日に放送された「この差って何ですか?」(TBS系)では、「外国人が気になる! 惣菜にまつわる差」というテーマを特集。
日本滞在歴の長い外国人女性がスーパーを訪問し、「なぜ惣菜売り場の輪ゴムは緑や赤色なのか?」と疑問を投げかけました。
都内のスーパーを調べたところ、惣菜売り場に「カラフルな輪ゴム」を用意している割合はおよそ7割。
店員からは「『黄土色の輪ゴム』が惣菜売り場にあると、『揚げ物』と間違えやすいため」と理由の説明がありました。
実際に黄土色の輪ゴムを揚げ物に近づけると、確かに色が同じで輪ゴムと同化しています。
買い物客が誤って輪ゴムごと食卓に並べた場合、小さい子どもであればそのまま口に運んでしまう危険性も。
反対に、野菜やお肉など“カラフルな食材”には「黄土色の輪ゴム」が使われます。
ロシア出身で来日19年目を迎えるOさんは、日本特有の“おもてなし”に思わず「素晴らしい~」と感激の様子。
ネット上でも“輪ゴムの気遣い”に反響は続出し、「食材ごとに輪ゴムを変えるなんて、細かい気配りだね」「色の違いは考えたことなかったけど、知って納得の豆知識だった!」「スーパーに行ったら、改めて輪ゴムの色に注目してみよう」といったコメントが上がっていました。
陳列次第でスーパーの売上は伸びる!?

地域によってスーパー同士の集客競争は激しく、各店舗でさまざまな工夫が凝らされています。
以前放送された「とくダネ!」では、「Una casita(おなかすいた)オーパ新百合丘店」の“こだわり”が紹介されました。
取材当時、店頭にどっさり積まれていたのは「梨」。
大玉で安価な梨はインパクト抜群で、多くの買い物客が殺到することに。
また野菜コーナーでは「ニンジン」が鮮やかにライトアップされ、思わず手に取りたくなる陳列が施されていました。
他にも「パプリカ」「レタス」などが並ぶ「本棚」のようなケースもあり、買い物客からは「斬新で見やすい」と高評価。
同店では開店3時間前あたりから陳列作業をスタート。
食材ごとの色合いを際立たせるため、例えば「小松菜」と「ほうれん草」の間には「大根」を配置していきます。
あえて間に違う品種を入れることにより、売れ方にもプラスの変化があるそう。
いつも手に取る食材でも、スーパーのちょっとした工夫で見映えは変わるもの。買い物をする時は、“売り場の工夫”にも注目してみませんか?
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