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地図に「北極」がないのはなぜ? 意外と知らない“北極と南極の違い”
北極は「陸地」にあらず!
まずは南極・北極の知識としては初歩となる“場所”から。
南極はオーストラリア大陸よりはるか南に下った場所に位置し、北極はユーラシア大陸と北米大陸の北に位置しています。
クイズとして出題されると位置を逆に覚えていたり、中には南極・北極が隣り合っていると回答した人も…。
続いては南極・北極の「氷の厚さ」に関する知識。
北極の「最大30m」(8階建てビル相当)に対して南極は「最大4800m」にもおよぶので、なんと富士山より分厚いことになります。
また気温にも大きな差があり、北極の冬の平均気温は-20度。
いっぽう南極は-60度まで下がり、同じ室温で実験したところ濡れたタオルが4秒ほどでカチカチになってしまいました。
「意外と勘違いしている人が多い」のは、南極が“大陸”であるのに対して北極は“海”であること。
北極には陸地がないので、地図にはどこにも描かれていません。
ちなみに北極の氷は海が凍ってできたもので、南極は陸の上に雪が積もってできた氷。
そのため南極と北極の氷の厚さに大きな差があるのです。
似たもの同士と思われがちな南極と北極。
実は全く違う世界が広がっているようで、視聴者から「今まで南極と北極の違いなんて知らなかったから、めっちゃ勉強になった」「富士山より分厚い氷… この目で見てみたくなるね」「北極が陸地じゃなかったことにビックリ」といった声が寄せられました。
南極にいて北極にはいない“ペンギン”の謎

北極と南極では環境が大きく異なるため、生息する動物にも違いが現れてきます。
国立極地研究所の「南極・北極科学館」公式サイトでは、南極・北極にまつわる“もっと知りたいQ&A”を掲載。
南極にはペンギンがいるのに、北極にはいない理由が紹介されていました。
掲載された回答によると、ペンギンは南半球で進化した鳥。
北極まで生息地を広げるには、暑くて餌の少ない熱帯海域を通らなければなりません。
高い水温や餌の少なさが障壁となり、ペンギンは赤道を越えられず南半球にしか生息していないと考えられています。
「南極と北極どちらが動物がいっぱいいますか?」という質問では、「動物の種類は、明らかに北極の方が多いです」と明記。
南極にはペンギン、北極にはホッキョクグマなどが住んでいますが、ポイントになるのは南極が「孤立した大陸」であること。
周辺大陸からの生物の移住は物理的に難しいとされていて、ユーラシア大陸と北米大陸に囲まれている北極には「クマやキツネ、ネズミなどの動物や多くの植物が生息」しているそう。
一生のうちに行けるかわからない場所だからこそ、興味が尽きないですね。
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