アンティーク時計が綺麗に復活! どんな難題も引き受ける修理職人の技術

#くらし   
時計のパーツはどれも繊細


どんなものでも使っていればいつかは壊れてしまいますが、できることなら綺麗に直して長く使い続けたいですよね。

今回は、さまざまな分野の修理職人による驚きの技術をご紹介します。

ベテラン修理職人の技術力


5月16日放送の「和風総本家」(テレビ東京系)では、大切なものを直してくれる“修復の駆け込み寺”を特集。

時計の修復職人と椅子に特化した再生工場が登場しました。

福井県に住む石田要一さんは、15歳のころから時計と向き合い続けている時計専門の職人。

個人の依頼はもちろん、大手メーカーからの依頼も請け負っているそうです。

石田さんの時計修理がほかの職人と違う点は、入手困難なパーツでも似ているものを探し出して使える形に加工するという繊細な技術。

1930年代に作られたスイス製のアンティーク時計も、長年集めたパーツを駆使して見事元通りにしました。

続いては、石川県にある椅子やソファの修理工場「エフラボ」。

この工場の自慢は、一度に1000脚以上のソファ修理も請け負えるほど巨大な倉庫と大勢のベテラン職人です。

職人の中には、建具職人や家具職人だったという人も。

木材のヒビや欠けの修繕、剥がれた塗料の再塗装など、それぞれのプロフェッショナルの手によって1つの椅子がキレイな姿を取り戻していきます。

職人たちの華麗な技には、視聴者から「技術が繊細過ぎる…!」「物への愛がなければできない仕事だ」「家の大事な時計も壊れたら直してもらいたい」と驚きや感動の声が上がりました。

身近な家具のお手入れ方法


【写真】木製の家具は湿気に注意


大きな故障や破損は職人に任せれば安心ですが、ちょっとした修理なら自分でやってしまうという手も。

アンティーク家具専門店「Handle」の公式サイトでは、誰でもできる家具修復の基礎講座が掲載されています。

引き出しのついた家具の場合、長年使っていると出し入れがスムーズにいかなくなることが。

その家具が木製だった場合は、湿気を吸って木が膨らんでしまったことが原因かもしれません。

湿気を取り除くためには、1度引き出しを抜いて空調のきいた部屋で2、3日放置するだけでOK。

床に近い場所よりも、腰より高い位置で乾かした方が早く湿気が抜けます。

テーブルのがたつきが気になるときは、足と天板の接合部分をチェック。

通常はボルトやねじ、六角レンチなどで固定されており、ここが緩むと隙間ができてしまうのです。

テーブルをひっくり返して、スパナやドライバーなどでしっかり締めなおしてください。

家具は一緒に過ごしてきた時間が長いほど、思い出も愛着も深まっていくもの。これからも使い続けるために、こまめにお手入れしてみては?

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