結局、どれが一番いいの?主婦に向いてる電子マネー、その使い方からお得ワザまで

#くらし   


今年10月からの消費税アップの対策として、政府が打ち出した電子マネーの「ポイント還元」。

それを受けて、いまスマホを使ったコード決済やプリペイド式のカードなど、電子マネーが急速な広がりを見せています。ポイントを活用した節約方法「ポイ活」でも、効率よく貯められると電子マネーが注目されているんです。

でも、電子マネーにはたくさんの種類があり「どれを使っていいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか?

そこで、レタスクラブニュースにて、「電子マネーに関するアンケート」を実施。主婦約700人にどんな風に電子マネーを使っているか答えてもらったうえで、お得な使い方を“ポイント交換案内サービス・ポイ探”代表にしてポイント活用の専門家・菊地 崇仁さんにおうかがいしました。

2種類が一番多かった!主婦は電子マネーを使い分けてる?



では、さっそくアンケートの結果を見ていきましょう。

「電子マネーを何種類使っていますか?」という質問では、もっとも多かったのは「2種類」で(26%)でした。次が「1種類」だけを使っている(24%)、その次が、電子マネーを使っていない人たちで(23%)でした。

約半数の主婦は1~2種類の決まった電子マネーだけを使っており、多くても3種類までに留めている人が大半のようです。4種類以上を使い分けている人は、合計しても(10%)程しかいませんでした。お店や買うものによって細かく使い分けている人は、あまり多くないようです。

専門家の菊地さんも、「クレジットカードも同じですが、本来であれば電子マネーは1つに絞りたいところです」と使い分けには否定的。ただし、「1つに絞れない理由としては、利用できない場所があると言う事もあるでしょう。例えば、イオンでは WAON を使えますが nanaco は使えません。また、鉄道利用時には WAON で乗車する事ができないため、Suica や PASMO を持つと言った具合です」と、用途によっての使い分けはアリのようです。

お得に貯めたい!ポイントを貯めやすい電子マネーはどれ?



よく使う場所を聞いた質問では、「コンビニ」「スーパー」という回答が多かったです。そのほかには電車やバス等の「公共交通機関」、最近電子マネーへの対応が増えている「ドラッグストア」も多く挙げられました。

一方、「ネットでの買い物」という回答は少なく、ネット通販では電子マネーはあまり使われていないようです。

【グラフを見る】主婦からもっとも支持されている電子マネーとは…?


もっともよく使う電子マネーの種類を聞いた質問では、「WAON」が圧倒的でした。2番目はセブン&アイホールディングスが提供する「nanaco」。「Suica」や「PASMO」といった交通系の電子マネーも目立ちました。

とはいえ、菊地さんによると、お得さで考えるならWAONやnanacoがベストとは限らないのだとか。

「イオンでのお客さま感謝デーはWAON POINTカードでも対象となるため、あえて電子マネーWAONを利用する必要はありません。nanacoは、ハッピーデー以外は還元率の高いクレジットカードで払った方がおトクになる場合も。また、7月からの還元率は、nanacoは半減、WAONが2倍と逆転します。変更点を良く理解しておきましょう。」とのことです。

菊地さんにおすすめの電子マネーを聞いたところ、「個人的には、最強の電子マネーはSuica」とのこと。「イオンでもイトーヨーカドーでも利用でき、鉄道乗車も可能です。ビューカードからSuicaにチャージすると1.5%のJRE POINTが貯まります(一部対象外カードあり)。JRE POINTは1ポイント=1円の価値があり、Suicaにチャージが可能です。つまり、イオンではWAON POINTカード+Suica、イトーヨーカドーでは8のつく日はnanaco、それ以外はSuicaで払った方がおトクになりまする場合があります」と教えていただけました。

自分が持っているカードを調べてみて、活かせるようならさっそく、明日からの買い物にも活用していきたいですね!

「ポイ活」を長続きさせるコツは、無理せずできる範囲で!


電子マネーの普及を受けて、さまざまなキャンペーンを利用してポイントを貯める「ポイ活」に励む人も多いようです。アンケートのコメントでも「商品によってはボーナスポイントがもらえる」「急な外食でためたポイントを使うと出費が抑えられるので便利でした」と、ポイントを上手に利用している様子がうかがえました。

菊地さんはポイ活について「さまざまなテクニックはありますが、全部やろうとせずに、できる範囲でやるのがコツです」と言います。

「ポイントを獲得する方法はたくさんあります。オンラインショッピングの場合は、ポイントモールを利用する。買い回りなどのポイントアップ時を狙う。共通ポイント+クレカでチャージした電子マネーを利用する。共通ポイント+独自ポイント+コード決済を組み合わせるなど。けれど、1ポイントももらさずに取りに行こうとすると、ポイントに振り回されてしまいます。」とのことです。あまりに欲張りすぎると、かえってソンをしてしまうのですね。

電子マネーはたくさんの種類があり、新しいキャンペーンもどんどん開催されています。少しでもお得な使い方をしようとつい力を入れてしまいがちですが、わずかなポイントのために余裕をなくすのは考えものです。無理をしない範囲で楽しんで利用できるといいですね。

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菊地崇仁
ポイント交換案内サービス・株式会社ポイ探の代表取締役。ポイントカード、クレジットカードの専門家として、セミナーや雑誌連載など精力的に活動している。

株式会社ポイ探

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