「事故にあったら…」「あと何年続くだろう」悪いほうに考える癖をなくしたい【お悩み相談】
お悩み相談
私には昔から何事も悪いほうへ考える癖があります。
学生時代は「休んだ日に悪口を言われてたらどうしよう」、「髪型を変えて変だと言われたらどうしよう」から始まり、働いているときは「発注ミスをしていたらどうしよう」、「今日上司の機嫌が悪かったのは私のせいかな」など、毎日毎日ネガティブなことを考えていました。そして、ネガティブなことを思いつくたびに、そうならないためにどうすればいいか対策を考えて努力するような生き方をしてきました。
現在は専業主婦で、2人の子どもを育てています。お金も時間も、おまけに体力もないのですが、日々子どもたちの成長を間近で見られていることに幸せを感じています。それなのに悪い癖は治りません。
「子どもはどうせ離れていってしまうんだよな」とか「将来、毒親なんて思われたりするのかな」とか「こんな遊びで喜ぶのもあと何年続くのだろう」と毎日考えてしまいます。子どもが犯罪に巻き込まれるニュースや、若くして病気になってしまったニュースを見ると、自分の子どもにこんなことが起こったらと考え、泣いてしまうこともあります。
今までは対策を考えて努力することで不安を紛らわすことができていたような気がします。しかし、子育てには正解も100点もなく、また過干渉すぎるのもよくないだろうと思い、最低限の交通マナーや不審者にあったときのことを教える程度しかできていません。このまま時間が止まってしまえばいいのに、と本気で思います。
このことをママ友に相談すると「幸せ自慢?」と言われ、別なママ友にも「悩みってほどじゃなくない?」と言われました。確かにそうなのかもしれません。贅沢な悩みで、他人からしたらのろけのように感じるのかもしれません。親にも苦笑いされてしまい、誰にも言えなくなりました。
悪いほうへ考える癖をなくし、今この瞬間も楽しめるにはどうすればいいでしょうか?
まずはあなたの生き方をポジティブに捉えてみましょう
「ネガティブなことを思いついて、対策を考えて努力する」ということは、「起こりうる事態を想定できる」「どんな状況になっても対策を用意できる」「広い視野で深く考え、後先を考慮して慎重に行動できる」という能力です。あなた自身の思考はあなたの長所ですから、もっと自信を持っていいのです。
その上で、ネガティブなことを思いついたら、ポジティブな言い回しに言い換えたものを書くノートを作ってみてはいかがでしょうか。例えば「子どもはどうせ離れていってしまう」→「子どもはいつか自立できるようになる」、「毒親と思われる」→「親のことを評価できるくらい成長する」、「こんな遊びで喜ぶのもあと何年か」→「成長すれば今とは違う楽しみ方、関わり方がある」などです。
これらはいずれも、お子さんの成長を考えている希望ある発想。それらに気づければより自信がつくのではないでしょうか
。
◆回答者プロフィール
CANDACE(キャンディス)
1977年生まれ。アートセラピスト。幼稚園・小学校教諭、心理系資格有。
Information
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