ツボ押しを習慣にして体の中から若返ろう!「最強の妊活」(4)【連載】
妊娠するのは難しい?──実際問題、不妊で悩む女性は多いと言われています。
『38歳でも妊娠力が高まる!最強の妊活』(KADOKAWA)の著者である“シーちゃん先生”こと峯村静恵先生は、38歳、43歳で自然妊娠をし出産。アメーバブログで「タダ妊活(お金をかけず妊活をすること)」という情報を提供し、一躍話題にもなったカリスマ漢方アドバイザー。自身の経験と漢方相談歴18年の実績から編み出した養生術はとても気になりますよね。
すぐに実践できることばかりの同書から”新シーちゃんメソッド”を6回連載でお届けします。今回は第4回目です。
35歳と42歳から衰える陽明系の脈と陽系の脈
体全体が若返らなければ「みずみずしい若さ」を手に入れることはできません。
体全体のエネルギーが高まってこそ、妊娠・出産が近づきます。ここからは、妊娠・出産に特に重要な経脈やツボについて皆さまと一緒に勉強するつもりでお話ししていきたいと思います。
子どものころから体が弱かった私も、20代後半から中医学を学び、そのおかげで徐々に元気を取り戻していきました。マッサージや鍼灸に通わなくてもできる、背中のセルフケアの方法もお話ししますので、寝る前などの時間をみつけて、ぜひ試してみてください。
35歳から衰える陽明系の脈
陽明系の脈とは「手の陽明大腸経」「足の陽明胃経」を指します。それが衰えてくると、エネルギー不足で生気がなく、老け見えさんになってしまうのです。
〈手の陽明大腸経〉
妊娠基礎力チェック表(下図)の「肺」、「大腸」(二便の便の項目)にあたります。ここに問題があると、鼻や皮膚のトラブル、のどの痛みや風邪のひきやすさ、腹痛や下痢などが主な症状として現れてきます。肩や歯のあたりを通ることから、肩や首のトラブル、歯の痛みも含みます。「歯が強い人は精力も充実していて体も健康的」と言われています。
〈足の陽明胃経〉
妊娠基礎力チェック表では「脾」に属します。脾は食物を消化吸収するところで、ここにエネルギーが蓄えられると精力(生殖能力)になります。脾がきちんと動いていると、生まれてから養われるエネルギー(後天の精)が十分に貯金されて精力へとつながっていくのです。
ツボが足から脾、肺、顔面と並んでいるので胃腸虚弱はもちろんですが、喘息などの胸部苦痛、顔面では鼻、目、歯の症状なども含んでいます。
著=峯村静恵/「38歳でも妊娠力が高まる!最強の妊活」(KADOKAWA)
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Information
『38歳でも妊娠力が高まる!最強の妊活』
21時に寝るだけで、妊娠の確率はぐっと近づく! “シーちゃん先生”こと峯村静恵先生による、高齢出産の方向けの最新版の妊活メソッド。”シーちゃんメソッド”をパワーアップさせた”新シーちゃんメソッド”を本書ではたっぷり紹介していきます!
▶単行本情報/Kindle版
■著者:峯村 静恵
国際中医専門員、漢方アドバイザー、旧薬種商試験合格、現登録販売者。2003年6月より延べ5万人を超えるカウンセリング実績を誇る漢方サロン株式会社アクシスアン代表。ブログで紹介したところ大きな反響を呼び、養生生活を実践する妊活ブロガー達を次々に妊娠出産へと導いている。
▶BLOG:タダ妊活から始めよう!シーちゃんメソッド妊娠一直線!
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