学童嫌いの小2の娘。長期休みをどう過ごさせるか真剣に悩んでます…【お悩み相談】

#くらし   

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は長期休み中の学童について困っている「悩める母」さんのお悩みです。

◆相談者プロフィール

悩める母(35歳女性)

フルタイムワーキングマザー。仕事後のビール命。

お悩み相談


小学2年生の娘がいます。保育園を卒園し、当然のように学童のお世話になりながら1年生を終えました。親子ともに一つのハードルといわれる「小1の壁」を何とか乗り越え安心していたのですが、2年生になって「学童に行きたくない」と言い出すようになってしまいました。

理由は「自由に過ごせないから」というもの。周りがみんなワーキングマザーだった保育園時代は、親が休みでなければ保育園に行くものだと思っていた娘。ですが、小学生になると家にいるママがいることを知り、「どうして私は休みも学童に行かなくちゃいけないの?」と不満が募っていたようです。

わが家はいろいろな状況を想定し、年長の頃から留守番や鍵の扱いを教えてきたので、娘は1年生の途中からは学童も早め帰宅にして私が帰宅するまでの1時間ほど自宅で留守番していました。そこで、学童に行きたくないと言われてからは、平日の学童は完全に辞めました。2年生になると6時間授業もあるので、留守番の時間も少ないほうです。これで平日は解決したのですが、長期休みだけは学童に行ってもらうしかありません。どんなに留守番の練習をしたとしても、小学2年生の子を朝から夕方まで一人で家においておくのは心配です。

また、夫婦ともに実家が遠方のため、ヘルプは頼めません。しばらく実家にあずけることも考えましたが、長期間すべてをお願いするのは、さすがに高齢の両親には負担が大きすぎます。夫婦で交互に休みを取ったり、在宅勤務を組み合わせるとしても、どうにもなりません。

「どうにもならないから学童に行ってくれ!」と押し切ることもできるかもしれませんが、本人の意思に反して無理に行かせるのも不憫なのです。とはいえ夫婦ともに仕事もありますので、本人の気持ちを汲みながらどう対処しようかと頭を抱えています。

お嬢さんのためになる休みの過ごし方だと伝えて


お嬢さんが学童保育を嫌がっていた時期と最近とでは、学童保育における人間関係や活動内容が変化している可能性があります。また、夏休み中の学童保育は、通うメンバーも活動内容も平日の学童保育とは異なることでしょう。

可能であれば、夏休み中に学童保育で予定している取り組みやイベント、お嬢さんのお友達が通うかどうかなどを調べて、「長期休みに学童保育で楽しいイベントがあるよ」、「仲良しのあの子も長期休みには学童保育に通うって」など、お嬢さんが前向きに学童保育を楽しみにできるような話をしてみましょう。

そして、お嬢さんがお留守番を上手にできるように成長したことを喜びつつ、自宅に朝から夕方まで一人にしておくわけにはいかないこと、あなたが働いている理由などを説明してください。ひとりで自宅にいるより、たくさんのお友達とさまざまな経験をする方が有意義に過ごせることを伝えてみましょう。

◆回答者プロフィール

CANDACE(キャンディス)

1977年生まれ。アートセラピスト。幼稚園・小学校教諭、心理系資格有。

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