【実録・袋分け女】増える感覚で脳が喜ぶ♪ ポジティブなあかりさんの場合
お金の分け方や考え方、使うアイテムにも個性がにじむ袋分け。それぞれの暮らしの中から編み出された、オリジナリティあふれる賢人のアイディアを紹介します。
【あかりさん】
[仕事] 兼業主婦
[年齢] 34歳
[家族] 夫、長女(6歳)、次女(3歳)
1年の始まりに必ず家計簿を買い、一度もつけずに年が過ぎ、白紙の家計簿が積み上がっていた数年前。夫の転勤先で時間ができ、袋分けを試してみたところ、貯金の楽しさに開眼。インスタグラム@chokin.jp
あかりさんちの1カ月の家計内訳
【収入】
夫の収入(手取り) 35万円
妻の収入(手取り) 5万円
ボーナス(手取り) 50万円×2回
1カ月の収入合計 : 40万円
【支出】
● 固定費
家賃 7万2000円
水道・光熱費 1万5000円
(冬は2万円)
通信費 1万円
教育費 4万5000円(お稽古代込み)
車の維持費 2万円
貯蓄(学資保険) 3万円
貯蓄 10万円
支出
● やりくり費
食費 5万円(※)
医療費 1万円(※)
ガソリン費 1万円(※)
夫の小遣い 3万円(※)
ペット費 5000~1万円(※)
(※)がついているものが袋分けしているもの
お金が貯まる楽しさを脳に覚えさせる作戦
「以前はショッピングモールでよく散財していた」というあかりさん。SNSで目にした袋分けなら、私にもできるかも、と始めてみることに。「初めは毎週月曜日に1週間分のお金を入れていたのですが、土日にお金が残らず、しっくりこなくて。そこで思いついたのが、毎日2000円ずつお財布に入れていく追加システム。週予算の1万4000円を袋に分けておくと、お財布への入れ忘れもすぐ確認できます」
また、医療費、ガソリン費、ペット費は別の袋に各約1万円。「お財布に2000 円入れて、使わなければ翌日は4000 円! 毎日お小遣いをもらっている気分になります」
▲袋からお財布へ毎日2000円追加。ノーマネーデーがあると、お金が増える感覚に。「改めてお給料を入れてくれる夫への感
謝も増えました」
この合わせ技がスゴイ!
【やりくりに疲れたら夫に財布を預けて頭をリセット】
週末はこのお金で好きなことをして、とお財布を丸ごと夫に預ける日も。「海やゲームセンターに行ったり、私も〝これ買って〟とおねだりしたり。楽しい使い方ができます」
【オイルヒーターから灯油へ、光熱費を一から見直し】
オイルヒーター時代は電気代だけで4万円を超えたことも。そこで灯油ストーブに替え、電気の料金プランも見直し。お風呂は追いだきを控え、光熱費の大幅削減に成功。
なるほど、毎日2000円ずつお財布に入れていく〝増える袋分け〟なら、増える感覚で脳も喜びますね。きょうのやりくりがあすの〝増えた感〟につながれば、袋分けも楽しく続けられそうです。
取材・文=田中理恵
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