【実録・袋分け女】年に数回の大型出費を積み立て袋で 華麗にかわすaiさんの場合
aiさんちの1カ月の家計内訳
【収入】
夫の収入(手取り) 42万円
妻の収入(手取り) 8万円
ボーナス(手取り) 50万円×2回
1カ月の収入合計 : 50万円
【支出】
● 固定費
住宅ローン 10万円
水道・光熱費 1万9000円
通信費 1万7000円
保険料 1万8000円
学費 6万1000円
新聞代 4000円
娘の小遣い 5000円
先取り貯金 8万円
封筒貯金 4万8000円
→ 教育費 1万円(※)
旅行費 1万円(※)
お正月費 8000円(※)
記念日・誕生日 5000円(※)
ふるさと納税 1万5000円(※)
支出
● やりくり費
食費 3万3000円
日用品費 4000円
お酒費 7000円
娯楽費(外食含む) 1万8000円
特別費(被服費含む) 3万円
教育費(学用品・部活動など) 4000円
ペット費 4000円
(※)がついているものが袋分けしているもの

大型出費に備えて毎月& ボーナス時に積み立てる
aiさんの袋分けは、基本、積み立て用で、大きく分けて2種類あります。毎月仕分ける5つの袋と、ボーナス時に仕分ける5つの袋。毎月仕分ける袋は「教育費」「旅行費」「お正月費」「記念日・誕生日」「ふるさと納税」。ボーナス時は「学資保険」「NHKの受信料」「固定資産税」「通学定期」「クリーニング」。
「結婚当初、家計簿をつけてみたら100万円の誤差が出て、やる気を一気に失いました。それ以来、十数年ぶりのチャレンジ。今回は袋にお金をぽんぽん入れていくだけで単純明快。生活費はそこから余ったお金でやりくりしています。急な出費に焦ることなく、貯金ができるようになりました」

▲袋分けをしていない食費や日用品など、生活費は使ったお金を記載して、日々のやりくりを調整。毎月のお金の流れはこの見開きで一目瞭然。
この合わせ技がスゴイ!
【お金を使わなかった日はシールを貼る! 】

全くお金を使わなかったノーマネーデーは、カレンダーにシールを貼るのがルール。「シールをピタッと貼る快感にハマって、むだづかいが減りました」
【出勤するときは、マイボトルとマイナッツをバッグに常備! 】

飲み物やおやつは常に持ち歩いて、カフェ通いをセーブ。「ナッツは大袋で購入し、100円ショップのかわいいジップケースに小分けしています」
キャッシュレスでも 袋分け的なことはできる?
袋分けは気になるけれど、現金を下ろすのが面倒、カードやアプリ決済が中心だし… という人必見! 銀行口座やカードを活用すれば、令和的袋分けスタイルがかないます! 口座(カード)を袋と見立てる、貯蓄用のおすすめ袋分けは次の2つ。
【その 1 ざっくり2つ分けする方法】
お金を貯めるときに大事なのは、貯蓄専用の口座を設けること。給与の振り込みや生活にかかる現金を引き出したり、固定費の引き落としなどがされる口座とは別にします。増えるだけの口座は、通帳記入のたびにやる気がアップ。
【その 2 貯蓄を種類ごとに分ける方法】
袋分け的に確実に貯蓄をアップさせるには、「妻の貯蓄用」「夫の貯蓄用」「子どもの貯蓄用」「特別出費用」「投資用」「小銭貯金用」など目的ごとに口座を分けるのがおすすめ。1つの銀行で複数の名義は持てない場合が多いので、銀行を分散させて。また、夫と妻の名義を両方使うことで、将来のリスクヘッジにも。

【袋分けの費目は自由自在! 自分の暮らしに合ったものにどんどん変えていって! 】
「袋分けの封筒の感覚で口座を用意しておき、毎月各口座へ振り分ければ、キャッシュレスで袋分け貯蓄が可能に。また、生活費はプリペイドカードに毎月入金をしてやりくりしたり、カードの引き落とし先を特別出費用口座にひもづけして、大型出費はそこでポイントを増やすなど、工夫しだいでさらに使い勝手がよくなりますよ」と風呂内さん。
現金を袋に入れて管理するか、袋の代わりに口座(カード)へ入れるか。どちらにせよ、自分の暮らしに合った形でしっかり家計管理&貯蓄したいものですね!
撮影=小林祐美 取材・文=田中理恵
Information
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。素人が始める資産運用や家計管理のノーハウなど、上手なお金とのつきあい方を発信している。
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細