1000円消費すると744円があなたの地元に!普段のちょっとした買い物でも経済効果は絶大! 画像(1/4) 楽しくて安心する地元の商店街での買い物

夕暮れ時が近づくと、「今夜のおかずは何にしようかな」と考えてしまうママたち。思わず冷蔵庫の中に何があるか思い浮かべることも。「でも、帰りに商店街へ寄っていこう!と思うと安心する」という声をよく聞きます。

「そうそう、子どもが消しゴムがもうなくなりそうだって言ってたから、文房具屋さんにも寄って…。おばちゃん、腰痛いって言ってたけど、大丈夫かな」と買い物シミュレーションしながらおなじみの顔を思い出したり。


個人店が集まる商店街は、そこに暮らす人たちにとって、日常から切り離すことができない〝拠りどころ〟的存在です。


みんな地元の商店街が大好き!

アメリカン・エキスプレスとJCBが、東京都、大阪府、愛知県、京都府の一般生活者1000人(20~60代の男女)を対象に、自分の住む地元の個人店(※)に関する意識調査を行なったところ(2019年7月18~21日、インターネット調査)、地元の個人店を利用すると答えた845人中、地元の個人店での買い物や食事について聞くと、81.4%が「好き」と答え、86.4%が「満足している」と答えています。

そして、その約半数はその理由を「魅力的なオーナーやスタッフがいるから」と回答。これを地元の個人店利用が増えたと答えた人で見ると、64.8%とさらに高くなり、地元の個人店ならではのフェイスツーフェイスのやり取りが魅力になっているようです。お店の人との関係性を見てみると、スタッフとの会話は全国チェーン店の4倍にも!


地元の個人店が人気なのは、「行きやすい場所にあるから」という利便性だけでなく、店主やスタッフとのコミュニケーション。「この前買っていったお茶どうだった?」「今度新しいメニューが増えるから、試してみてよ」などなど、何気ない会話が元気をくれたり、心をほんわか温かくしてくれたり。

「自分や家族のことを知っていてくれる」という安心感や身近に感じられる存在感は、お店の「人」が作り出しているんですね。


1000円消費すると744円があなたの地元に!普段のちょっとした買い物でも経済効果は絶大! 画像(3/4) 家族の好みを知ってくれている店主

※「地元の個人店」とは、住んでいる地域で商売している中小の小売店や飲食店などのお店や個人経営のオンラインストアのこと。「全国チェーン店」とは全国展開しているコンビニエンスストアや大型スーパーなどのお店や大型オンラインストア、全国で展開されるレストランや居酒屋などの飲食店のこと、と定義しています。


地元の個人店での買い物は「楽しく応援する」行為

そして、地元の個人店について一般生活者1000人に聞くと、71.7%が「なくなると悲しい」、61.3%が「応援したい」と答えています。この結果からも、個人店は地元のシンボルとして、生活に根付いていることがうかがえます。


確かに、暮らしのワンシーンとして溶け込んでいるお店や店主、スタッフの顔が見られなくなるだけでも寂しいもの。社会問題にもなっている〝シャッター商店街〟の光景を思い浮かべただけでも、切なくなってきます。まして、それが縁あって自分が住んでいる町の未来の姿だとしたら…。


だからでしょうか、今回の調査結果では、地元や地元の個人店での買い物を53.4%の人が「楽しい」と答えている以上に、59.4%が買い物や飲食をすることによって「地元に貢献している」と答えています。

地元を盛り上げるためにも欠かせない存在・個人店での買い物は、好きな地元を「楽しく応援する」行為になっていると多くの人は思っています。


1000円消費すると744円があなたの地元に!普段のちょっとした買い物でも経済効果は絶大! 画像(6/4) 子どもたちの行きつけ、文房具屋さん

地元で1000円消費すると、744円が直接地元に貢献する!

でも、お肉やコロッケを買ったり、週に1回花を買ったり、家族でたまに食事するだけで、どれだけ貢献できているのかしら…と思うことはありませんか。


アメリカン・エキスプレスでは、経済産業省作成の地域産業連関表のデータを基に、日本の地域経済に対する地元での消費の影響を調べる「地元での消費による経済効果に関する調査」も、東京都、大阪府、愛知県、京都府の4都府県で実施しました。

すると、なんと地元で1000円消費すると、744円が地元に直接貢献することが分かったのです! その内訳は、地元での仕入れ額が287円、従業員への給与が323円、経営者の所得が134円となっています。


さらに、地元の店舗で1000円使われた場合、間接的に998円の経済効果(※)が地元にもたらされます。つまり、地元の店舗で1000円分の消費をすることによって、744円(地元への直接貢献分)+998円=1742円の経済効果がもたらされるというのですから、ビックリです。


週末の買い出しに行く大型スーパーと違って、足りないものだったり、そのお店にしかないものを購入しにいく、食べにいくだけでは、そんなに貢献できていないのでは!?と思っていた人にも、この数字はなんとも心強く、さらに応援しよう!という呼び水になりますね。


※ここでの間接的な経済効果は、地元の店舗が、地元の仕入れ先への注文で発生する生産誘発効果、および地元の仕入れ先の従業員への所得誘発効果の合計から算出しています。


少額からのクレジットカード利用もお店側は気にしない!

また、地元は応援したいし、貢献もしたいけれど、家計をキャッシュレス化しているから個人店でのちょっとした買い物でクレジットカードを利用するのは気がひけるという人にも、うれしい調査結果が!


地元の個人店にクレジットカード決済についてどう感じているか、利用金額別について聞くと、1000円未満でも33.0%が「気にしない」と答え、1000円以上であれば50.0%、5000円以上であれば59.0%が気にしていないことが分かりました。つまり、少額からのクレジットカード利用も、お店側はそれほど気にしていないようなのです。

であれば、もう迷うことはありません! 普段のちょっとした買い物でも地元の個人店をどんどん利用しましょう。


1000円消費すると744円があなたの地元に!普段のちょっとした買い物でも経済効果は絶大! 画像(10/4) その買い物は、街の応援になる

たとえ、その土地出身ではなくても、転勤などに伴う期間限定であったとしても、そのとき暮らしている地は、間違いなく自分にとっての地元。

自分や家族が日々の暮らしを送り、さまざまな記憶を積み重ねて、やがて大切な思い出になっていく地で買い物をしたり、食事をしたり。ちょっとした意識で地元を盛り上げ、貢献していきたいものですね。



文=岸田直子