夫がいないほうが楽…いっそ子どもたちと3人で暮らしたい【お悩み相談】

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は旦那様の存在がストレスという「りん」さんのお悩みです。

妻のホンネに衝撃が走る問題作『離婚してもいいですか?』の作者が語るリアルな離婚事情
 


◆相談者プロフィール

りん(35歳女性)

2人の子どものお母さんです。事務系の仕事をしています。

お悩み相談


結婚8年目で6歳と4歳の子どもがいます。私も主人も正社員ですが、主人は家事や育児に全く協力してくれません。もうなんのために一緒に生活しているのか分からなくなってきました。

上の子が生まれて1年くらいは、頼めば家事をやってくれていました。でも、自分から率先してやることはなかったような気がします。やがて、私が育児休暇中だったので「いつもお前が家にいるのに俺が手伝うのはおかしい」と言い出し、徐々に家のことはしなくなりました。

夫は仕事から夜の7時くらいに帰ってきて、ゆっくり出されたものを食べて、食器はそのままにし、お風呂に入ってテレビをみて寝ます。子どもが寄っていけば相手をしますが、世話をすることはありません。言わなきゃやってくれないし、「嫌々やってます」という態度で対応されているのが嫌で、すべて私がやるようになってしまいました。

この状態は、私の育児休暇が明けてからも特に変わることはありませんでした。本当に子どもが3人いるようです。

なぜこの人は自分の世話さえも私にやらせるのだろうと感じます。

育児、家事に関しては、もうすぐ子どもも自分のことは自分でできるようになりますし、結局自分がやったほうが早いのであきらめています。

義実家の様子を見ると、主人は「男は一家の大黒柱で家事は女の仕事」という環境で育ったことに間違いありません。

でも、現在は一家の大黒柱ではないのです。私も働いていてほぼ収入の差はなく、それがないと生活していけません。正直なところ、さして稼ぎがないのになぜ家でそんなにふんぞり返れるんだと思います。

せめて自分のことくらいは自分でしてもらわないと、夫の存在自体がストレスで、いっそいなければ3人で楽しく暮らせるのにと離婚も考えるようになって困っています。

「一家の大黒柱」こそ自分で立ってもらいましょう


「一家の大黒柱」とは、単なる「稼ぎ頭」ではなく「家庭の軸」という意味もあります。

夫、父親、世帯主、家長など、ご主人にはさまざまな存在意義があって、お子さん達はこれからもっと成長し、行動範囲が広がるほど父親の存在を強く意識していきます。離婚を決断するのは、時期尚早かもしれません。

とはいえ、今のままではあなたの負担が大きいですよね。ご主人が「一家の大黒柱」ならば「子ども達」と同様に面倒みる必要はない、と考えてみてはいかがでしょうか。

自立した大人であるご主人のことを、対等な立場のあなたが「手伝う」のはおかしいですよね。家族全員が自分のことは自分でできることを目指したいならば、「『一家の大黒柱』の姿を見て子ども達は育つから、自分のことを自分でやって欲しい」と伝えてみましょう。

そして、「家族全員が自分のことをこなしやすい家庭環境を整えること」を目標にして、家事や育児を工夫して楽しんでみてはいかがでしょうか。

◆回答者プロフィール

CANDACE(キャンディス)

1977年生まれ。アートセラピスト。幼稚園・小学校教諭、心理系資格有。

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