年齢に合ったベースメイクできてますか?「老けないメイク」(1)

#美容・健康   

「なんだか最近メイクがきまらない」「若い頃より目が小さく、目力が弱くなった」

そんな悩みを抱えるアラフォー女性がするべきケアを、パーソナルメイクアドバイザーの福井美余さんが伝授する『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』。

現在と5年先の見た目に確実に差がつくメイク&ケアを徹底紹介します。今回は連載第1回目です。

「いつまでも美しくありたい」を叶えるテクが満載の『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』


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私たちは見た目も心も、年齢と共に変わっていきます。

「年齢を重ねるからこそ、成熟した魅力が出る」

頭ではわかっていても、鏡の中の自分から、若い頃の面影が少しずつ消えていくのを見るのはつらいものがありますよね。

変わっていく外見に、心までとらわれて、自信を失っている女性も少なくありません。

メイクは女性を綺麗に見せられる最高の方法。テクニックさえ身につければ、年齢を重ねた女性の悩みを、解決することができます。

シミ・シワ・くすみなどの弱点だって、メイクで補うことができれば、大人の女性にしかない、やわらかな雰囲気や品のよさといった魅力を生かすことができるでしょう。

「年齢を重ねるほど、自分に自信を持てるように」

多くの女性にそのことをお伝えしたくて、この先も、永遠に使えるメイクテクニックをご紹介しました。

生きていれば、年をとっていくのはあたりまえのこと。どうか、年齢を重ねて外見が変わることを怖がらないで。メイクという心強い味方と一緒に思いっきり自分を楽しみながら、年を重ねていきませんか?

マイナス5歳の肌を叶えるベースメイク


「美しい肌」は、女性の最大の武器。

ありのままで勝負できるのは20代まで。大人の美肌は、自分でつくるものです。下地やファンデの選び方や塗り方まで、年齢に合った方法をご紹介します。

大人女性の肌には水分の多いリキッドファンデが適任


“陶器のようなツヤ肌”をつくれるのはリキッドファンデーション


「肌が綺麗」。

日本人女性にとって、最大のほめ言葉のひとつですよね。20代の頃のようなハリとツヤが失われつつある大人の女性にとって、ファンデーション選びは、メイクのカギと言っていいでしょう。

「私の肌質には、どんなファンデーションが合いますか?」とよく聞かれますが、私は、30代以上のすべての女性にリキッドファンデーションをおすすめします。

【大人の肌にはファンデにも水分が必要】

ファンデは何からできているか知っていますか?

□パウダーファンデ=油+粉(顔料)

□クリームファンデ=油+粉(顔料)+少量の水

□リキッドファンデ=油+粉(顔料)+多めの水

年齢を重ねると肌の潤いが減ってきます。パウダーファンデやクリームファンデでは、水分が絶対的に足りません。

陶器のようになめらかなツヤのある肌をつくるには、水分の多いリキッドファンデが適任です。メイクのスタメンはリキッドにシフトし、水分が少ないパウダーファンデは、化粧直しに活躍させましょう。

【秋冬はファンデに乳液を混ぜる】

乾燥する秋冬には、リキッドファンデでも、潤いが足りなくなることがあります。そんなときは、いつものファンデに乳液を混ぜて使うのがおすすめです。スルスルとのびもよくなり、より透明感ある仕上がりになりますよ。

【画像を見る】下地ひとつで肌の見え方は段違い!


オレンジの下地を使うと顔色がいきいきする


私はよくメイク講座で、「ファンデーションが洋服だとしたら、下地は下着のようなものです」と説明します。体に合った下着をつけるだけで、洋服も綺麗に着こなせますよね。ファンデと下地の関係も同じです。

綺麗な肌をつくるのはファンデだと思われがちですが、そうではありません。ファンデは肌の凹凸をなくす、小ジワを目立たなくするなど、「肌の“質感”をととのえる」のが仕事です。下地は、「肌の“色”をととのえる」ことが仕事です。

肌の色を明るくするのもくすませるのも、下地次第。肌を紫外線や乾燥から守り、化粧崩れを防ぐ働きもあります。だから、ファンデーション選びに迷う前に、下地を見直してもらいたいのです。

【日本人の肌に合う下地はオレンジ一択】

ではどんな下地を選べばよいのでしょうか。 

よく聞くのが、「肌を明るく見せるために白っぽい下地を塗っています」という声。これは、白浮きして厚化粧に見えます。

また、「ナチュラルに見せたいから肌色」という方も多いです。でも、肌色の下地に同じ色のファンデを重ねるのは、ストッキングを重ねるようなもの。重ねると濃くなり、くすんで見えます。

なんといってもおすすめの下地の色はオレンジ。日本人の肌にもともとある黄みと、血色を補う赤が混じった色だから、どんな肌色の方にも、自然になじみ、肌色を明るく見せます。

メイク講座でも、オレンジの下地を薄く塗るだけで、肌がいきいきとして見える方が続出! みなさん表情までパッと明るくなりました。

著=福井美余/「身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック」(KADOKAWA)

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