ファンデの色に迷ったら暗い色を選択「老けないメイク」(3)

#美容・健康   

「なんだか最近メイクがきまらない」「若い頃より目が小さく、目力が弱くなった」

そんな悩みを抱えるアラフォー女性がするべきケアを、パーソナルメイクアドバイザーの福井美余さんが伝授する『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』。

現在と5年先の見た目に確実に差がつくメイク&ケアを徹底紹介します。今回は連載第3回目です。

「いつまでも美しくありたい」を叶えるテクが満載の『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』


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ファンデの試し塗りは「えら」で


ファンデーションを選ぶとき、顔で試し塗りをしていませんか?

35歳以上になると、これが意外な落とし穴になります。

顔は首よりお手入れされていることが多く、メイクで日焼け止めもされています。大人の女性のほとんどは、顔より首のほうがくすんだり日焼けで黒くなっています。

だから、ファンデの色を顔の色だけに合わせると、首との肌色の差で、顔だけ白浮きして厚化粧に見えてしまいます。

【迷ったら暗い色を選ぶ】

ベストの場所は、首と顔の中間くらい。

試し塗りするときは、輪郭から首にかけての「えら」に帯状に塗ってみて、どちらにも違和感がない色を選んでください。

迷ったら暗い色のほうがおすすめです。少々肌が暗くなったとしても、白浮きして老けて見えるよりずっとましですから。

これは、美容部員さんで知らない方も多いです。デパートのコスメカウンターで選んでもらうときは、一度自分の目で確認してください。

ていねいなスキンケアを続ければ、肌の色は明るくなります。同じファンデをリピートする場合でも、必ず「えら」に試し塗りをして、色を確認しましょう。

自分の肌を粗末にしすぎていませんか


ファンデーションは“肌に気づかれないように”そっと塗る


メイク講座をやっていてみなさんに思うことは、「自分の肌を粗末にしすぎ」ということ。

肌に何かを塗るとき、グイグイ力を入れてのばしたりこすったりする方が多いのですが、ちょっとした摩擦でも肌の負担になり、くすみや小ジワの原因になります。

リキッドファンデを塗るときは、まず手の甲にとって温めてください。こすらなくてもスルスルと薄くのびるようになります。

塗るときは、力が入らないよう中指と薬指を使いましょう。仕上げは、スポンジでやさしくなじませます。皮膚が動いたら、悲鳴をあげていると思って、「肌に気づかれないくらい、そっとやさしく行う」を覚えておいてください。

これだけで「素肌が半トーン明るくなりました」という方がたくさんいます。

目と口のまわりを薄く塗ると肌全体に透明感が出る


ベースメイクでいちばん多いのは、「どうすれば透明感が出ますか?」という質問です。

答えはとてもシンプル。「目と口のまわりのファンデーションを極薄に塗ること」。肌に、オーガンジーのように透明で薄い膜を張るイメージです。

目元の肌は、まばたきで常に動いています。口元も、おしゃべりしたり、食べたりするのでよく動きます。

ですから、顔全体に均一に塗ると、よく動く目元や口元にはファンデのムラやヨレができやすく「塗りました感」が出てしまいます。

これが透明感を失わせる元凶です。

【画像を見る】ファンデーションを均一に塗ると「塗りました感」が出てしまう…!


【ファンデーションを極薄に塗る方法】

ファンデ1回分を手の甲にとったら、中指と薬指で、まずほっぺたとおでこに塗ります。

次は鼻。皮脂が多くてメイクが崩れやすいので、中指だけを使って薄く塗りましょう。鼻筋にのせて左右に広げ、小鼻の脇を軽くなぞります。これで顔の9割方は仕上がっているはずです。

口元と目元は「おまけ」程度。残りのファンデを中指だけにちょんとつけて、そっとさわるくらいで充分です。

これで、ファンデーションを感じさせず素肌が数倍綺麗に見えます。ぜひ毎日やってみてください。

著=福井美余/「身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック」(KADOKAWA)

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