まつ毛は太くするよりも、上げる! 「老けないメイク」(8)
「なんだか最近メイクがきまらない」「若い頃より目が小さく、目力が弱くなった」
そんな悩みを抱えるアラフォー女性がするべきケアを、パーソナルメイクアドバイザーの福井美余さんが伝授する『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』。
現在と5年先の見た目に確実に差がつくメイク&ケアを徹底紹介します。今回は連載第8回目です。
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アイメイクでいちばん大切なのはまつ毛を極限まで上げること
目力に大切なのは、〝瞳のキラキラ感〞とお伝えしましたが、まつ毛が上がっていないと始まりません。だから、アイメイクをしないときでもビューラーだけは使ってください。
【ビューラーで5秒キープすると綺麗にカールする】
ビューラーを使うときは脇を締め、ひじを固定しましょう。まつ毛が綺麗にそろって上がります。次に、まつ毛の根元をビューラーではさみ、5秒キープ。ギュッとはさんでパッと離すのではなく、時間をかけてじわっと上げます。根元が上がったら、まつ毛の中間部分、毛先の順に、3回に分けてカールをつくっていきます。
それでも上がらないという方は、ビューラーのゴムを取り替えてみてください。使っていなくても、ゴムはすぐに劣化してしまいます。
弾力がなくなって、まつ毛が上がらないどころか、切れたり抜けたりする原因になります。
時間がたつとまつ毛が落ちてくるという方は、カールをキープするマスカラ下地を塗りましょう。私も、カールしにくい超直毛まつ毛ですが、よい下地に出会ってからは、一日中カールをキープできるようになりました。
【ビューラーは脇を締めて使う】
脇を締めてひじを固定し、まつ毛の根元をはさんで5秒キープ。真ん中を3秒、先を1秒キープして、しっかりカールをつける。
マスカラの2度塗りはまつ毛の根元だけ
「マスカラは、まつ毛を長く見せるロングラッシュタイプと、太く見せるボリュームタイプのどちらがいいですか」とよく聞かれますが、正直言って黒ならどっちでもいいです(笑)。
30代以降にとって、マスカラのいちばんの仕事は、上げたまつ毛をキープすることだからです。
大切なのは塗り方。
マスカラのブラシを出したら、容器の口で360度ぐるっとしごいて徹底的にマスカラを拭い落としてください。「足りないのでは」と感じるくらいで正解です。
これでマスカラの重さでまつ毛が下がるのを防ぎます。
【全体に2度塗りすると不自然になる】
一度まつ毛全体にまんべんなく塗ったら、重ね塗りして、まつ毛をさらにがっちり固めます。
ただし、2度目に塗るのは根元だけ。まつ毛全体に重ね塗りすると、一本一本がひじきのように太くなり、ハリのない目元には不自然に見えます。
「マスカラは2度塗りが鉄則」と思っている方も多いと思いますが、大人になったらもう忘れてください。
・カールなしの目元
瞳にまつ毛の影ができ、目に光が入りにくい。目元がぼやけて、メリハリがない印象に。
・マスカラでカールをキープした目元
瞳に光がたくさん入り、キラキラ感がアップ。目がくっきり見え、印象が強くなる。
著=福井美余/「身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック」(KADOKAWA)
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