友達を100%好きになれなくてもいい 「10代は親の知らないところでいつも悩んでいる〜親が子どもにしてあげるべきこと~」【連載】(2)
10代という多感な時期に、人間関係や学校生活で何かしら悩みを抱える子どもは多くいます。「子どもと言っても、もう親が口出しするような歳ではないし…。」「最近反抗期でまともにコミュニケーションが取れない」など、親にとっても子どもとの関わり方に悩む時期ですよね。
11月7日に発売された、ひかりんちょさんの著書『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』(KADOKAWA)。SNSの総フォロワー数100万人超えの現役女子高生・ひかりんちょさんが、自身の不登校や、人間関係の経験を踏まえながら、10代の悩みについて本音で語るエッセイ本となっています。
学校になじめなくて不登校、SNSでの批判、16歳のJKインフルエンサーが語る周りに流されずに強く生きる方法とは。
連載第2回目の今回は、誰もが必ず経験する、“友達”についての悩みをひかりんちょさんが赤裸々につづります。ひかりんちょさんのストレートな言葉に、子どもと向き合うヒントが隠されているかもしれません。

どんなに仲良い友達でも100%ぜんぶ好きにはなれない。それを理解した上で相手を大好きになっていこう
友達との関係をつくるのに、いちばん大切なのは「理解する事」。なんかね、みんな「仲良しの友達」=100%好きになれる相手、って思ってる気がする。でもさあ、ちがうと思うんだよなぁ。どんな人間にだって、欠点はあるよ。それは、相手も自分もそう。それをわかった上で、理解していく事が「仲良くなる」って事じゃん? 向こうが許してくれてる事だっていっぱいあるはず。ちがう人間なんだからさ。相手を否定しすぎちゃダメ。自分が正しい! 自分がいちばん! って気持ちのまま、人と関係を築こうとしてもうまくいかないよ。
だからって、ぜんぶ許してあげなきゃいけないわけじゃない。極端な話、万引とか絶対ダメじゃん? 人に対する態度が悪すぎとかもダメ。そういう、あきらかに悪い事にはちゃんとアドバイスしてあげる事も必要。本音をぶつけあえるときに、ちゃんと言いたい事を言って、おたがいに居心地がいい関係をつくるべき!

学校の友達とうまくいかないときダンスがうちの居場所。コミュニティが他にあれば孤独じゃない
小4の後半くらいに、仲良しの友達ができたんだ。小1からジャズダンスを習ってたんだけど、その子もダンスやってた。それが、今もいっしょに動画撮ったりしてる、あおい! 「アイカツ!」やったり、学校のキャンプ的行事も同じ班になったり、ずっと2人でいたなー。
小6のとき、あおいとクラスが離れた。うちが「あんま仲良くなかったなー」って感じてた子(向こうも思ってた!)が、あおいと同じクラスで仲良くなって。うちの悪口をあおいに言ってて、あおいも流されて悪口言ってた。それを知って、あおいと大ゲンカしたなぁ~。半年も口をきかなかった!
そのころ、習い事のダンスがうちの居場所だった。ダンスに行けば友達いるしいいやーって。コミュニティが他にあるといいよね。ひとつの場所でうまくいかなくても、クサらなくてすむもん。ダンスっていう共通の趣味があるから、話題に困らないし、距離感も近かった。今思うと、このころには、居場所を見つける手段を身につけていたかもしれない。
著=ひかりんちょ、写真=神藤剛/「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)
Information
『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』
▼『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』情報はこちらから▼
小・中学校と人間関係に悩み、不登校になった過去を持つひかりんちょ。
16歳のJKインフルエンサーが語る周りに流されずに強く生きる方法とは。
今の10代のリアルな悩みを力強いメッセージで支えるエッセイ本。
Instagram:@hkr7140
Twitter:@HKR7140
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