やりたい事は自分で決めたい! 「10代は親の知らないところでいつも悩んでいる〜親が子どもにしてあげるべきこと~」(3)
クラスに部活、SNS、子どもを取り巻くコミュニティが増える10代。
親にとっては自分の子どもが何に悩んでいるのか、学校に行きたくない理由が何なのか、など問題を把握し、コミュニケーションをとることが難しくなる時期でもあります。
子どもの気持ちに寄り添いたくても、ちょっとしたことで言い合いになったり、なかなか会話をしてもらえなかったり、悩ましいですよね。
そんな子どもの悩みを10代の目線で語ったひかりんちょさんの著書『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』(KADOKAWA)が11月7日に発売されました。
学校になじめなくて不登校、SNSでの批判、16歳のJKインフルエンサーが語る周りに流されずに強く生きる方法とはー。
今回は連載第3回目、“学校”をテーマにエッセイを紹介します。お子さんの学校生活に対するモヤモヤやイライラの理由を同じ目線に立って、考えてみてください。

学校は勉強するところじゃないの? 見た目や遊びまで口出されたくない! 自分の事は自分で決めたい
いまだに年中無休反抗期なんだけど。特に小2のころ。幼くて感情のコントロールができなかったから、ひどかった。親にも学校にも反抗。お母さんに暴言吐いて、めちゃくちゃ怒られてた。
「海に捨てるぞ!」って言われた事もあるw 小3のときには、お母さんのマネがしたくて髪の毛染めてパーマかけてて。先生に怒られたら「地毛が茶色いんで!」ってごまかして言い訳してた。根元まっくろで、思いっきりプリンになってるのにさ。
でもさ、学校は勉強するところなのに、なんで髪の毛の色とかまでごちゃごちゃ言われなきゃいけないの? やる事やってりゃ自由でいいじゃん。学校外では、見た目とか遊びとかに口出してほしくない。小学生のころから、「やりたい事」は自分で決めたいって思ってた。今思えば、考えが子どもだったのかもしれないけど。

学校生活きつくて病んだ。学校に居場所がなくて、ネットの世界に居場所を求めてた
中2で学校に行かなくなっちゃった。そのころの恋愛の影響も大きいんだけどね。学校休んで彼氏の家に遊びに行ったり、彼氏とケンカしたら落ち込んで何もできなくなっちゃったりして、「学校どころじゃない!」ってなっちゃってたんだよ。
だからクラスに、仲良い人がぜんぜんいなかった。輪の中に入れなくなって、うちがどう見られているかとか、考えすぎてた。まじめな子のグループに入れてもらってたけど、どちらかというと、うちは元気に遊びたいタイプだから、そこにもなじみきれてなくて、「学校生活きつー!」ってなって。頑張って行ってたけど、ちょこちょこ休むようになって、最終的にあんま行かなくなった。学校に居場所がないぶん、ネットの世界に居場所を求めてたのかも。逃げてたとこもあるかもなぁ。たまーに、もっと学校生活やリアルの友達づくりも頑張ればよかったと思う事もあるよ。たまーにね。
著=ひかりんちょ、写真=神藤剛/「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)
Information
『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』
▼『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』情報はこちらから▼
小・中学校と人間関係に悩み、不登校になった過去を持つひかりんちょ。
16歳のJKインフルエンサーが語る周りに流されずに強く生きる方法とは。
今の10代のリアルな悩みを力強いメッセージで支えるエッセイ本。
Instagram:@hkr7140
Twitter:@HKR7140
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