夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回はお母様のアドバイスにうんざりしている「みゆり」さんのお悩みです。

「自分が妊婦のときは大丈夫だった」母とのやりとりにイライラしてしまいます【お悩み相談】 画像(1/1)  

◆相談者プロフィール

みゆり(35歳女性)

現在妊娠中でベビーグッズを作るのが趣味になりつつあります。


お悩み相談

結婚して5年で念願のわが子を授かりました。

流産や辛い不妊治療を経ての妊娠で、主人も両家族もとても喜んでくれました。つわりがかなり辛かったものの、お腹の子は順調に育ち安定期に入りました。


そんななか、普段は良好な関係だった実母から、妊娠中の過ごし方や子育てに関して、癇(かん)にさわる発言が多いなと感じることが増えました。

妊娠中に食べられないものなどの注意事項を私はなるべく守りたいのですが、母は理由を説明しても「私のときにはそんなものはなかった」と理解を示してくれません。私も母も医療従事者なのですが「気にしすぎたらよくないよ」となぜか精神論でごり押してきます。


風疹やインフルエンザが怖くてマスクをして外出しようものなら「お腹の子が守ってくれるから大丈夫」などとわけの分からない理由で、私が気にしすぎでやりすぎのような雰囲気を出してきます。

何かを予防したり、避けたりする私の行動が「自分のときは大丈夫だった」という理由で理解できないみたいです。


たしかに30年以上前の妊娠中の過ごし方と今とではかなり違うものがあると思います。今も生の魚や肉は良くないと言われてますが、妊婦さんによっては気にせず食べている方もいます。

ただ、私は苦労して子どもを授かったこともあり、些細な我慢ならたった10カ月のことなのでまったく苦にならなず、むしろ安心して過ごすために自らそうしています。

気にしすぎと言われればそれまでですが、妊娠中に母子感染で胎児に重篤な感染症が起こっている事例は事実としてあり、できる予防はしているだけなのに、実母に「気にしすぎ。もっと気楽に過ごしなさい」と言われて、イラつきや悲しみを覚えます。


母自身の妊娠中の過ごし方を批判するつもりはありませんし、もう母に理解してもらわなくてもいいですが、余計な口を挟まないでほしいのです。

妊娠中で情緒が不安定なせいもあり、いつもは我慢できていた母の無神経な発言が耐えられなくなりそうです……。



「気楽」な過ごし方は人それぞれですね

辛い経験や苦労を経て授かった命。母子ともに安全に安心して丁寧に過ごしたいですよね。その気持ちを大切にしていいのです。


お母様は、妊娠期間を大切に過ごしているあなたの様子を見て、神経質すぎると感じているのかもしれません。やるべきことをしておくほうが「気楽」な人と、何も考えなくていいことを「気楽」と捉える人、「気楽」は人それぞれです。おそらく、あなたは前者で、お母様は後者。お母様は考えすぎや我慢のほうがよくないと考えて心配しているのではないでしょうか。


あなたにしてみれば、リスクを回避するほうが気持ちが楽ですよね。ですので「やれるだけのことやっておくほうが気が楽なの」と伝えてみましょう。

お母様が「もっと気楽に」と言ってきても、「気楽の捉え方が違うから心配してそう言ってくれてるんだな」と考えてみてください。

あなたとお子さんが健やかに過ごせることが第一。お大事にお過ごしください。


◆回答者プロフィール

海野 雪(うみの・ゆき)

上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。