外出を見張り、ゴミを撮影して監視する隣人。気持ちが休まりません【お悩み相談】

#くらし 

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は自治体の組長が怖いという「ぷっち」さんのお悩みです。

 


◆相談者プロフィール

ぷっち(40歳女性)

結婚14年目の主婦です。

お悩み相談


田舎のご年配の方の多い地域に暮らしています。

周りには子どもはおらず、日中留守にする家は、わが家とお隣りの2軒くらいです。10年前に家を建て、引っ越して来て以来、地域の中で大きなトラブルもなくやってきました。

ですが、2年前にご近所に住む顔見知りの初老の男性のSさんが、自治体の組長になってから困っています。

ある日、Sさんがわが家を訪ねきました。Sさんは「おたくのゴミはいつも開封して携帯で撮影しているから、おたくのゴミの中身は全部分かってるから。それから、おたくが何時に出かけて何時に戻るか全部わかってるから。おたくだけじゃない、すべての家のことを、出勤時間もすべて把握している」と言って帰っていきました。

そのときは突然のことで何がなんだか分かりませんでしたが、家庭ゴミを開封して写真撮影しているということにショックを受け、また生活を見張られていること、それを伝えに来たことに恐怖を感じました。

しかし、もしかしたら私のゴミの分別に間違いがあったのだろうかと思い、それ以降は、以前にも増して注意するようになりました。

それから2年近く経ちますが、Sさんは雨の日でも欠かさず、ゴミの収集日にはゴミ捨て場に朝早くから立ち、出されるゴミのすべてを開封し中身をチェックし写真撮影しています。

その姿を見るたび恐怖を感じ、私は自宅のゴミは自分の住む地域の収集所には出さず、実家のある地域のゴミ収集所まで持っていくようになりました。

Sさんは日中はいつも家の外にいて、近所を見回っていますし、私の家は通りの行き止まりにあたるところにあるので、外出するときは必ずSさんのご自宅前を通ることになり、Sさんに気づかれずに外出することはできません。

生活のどこまでを見張られているのだろうかと思うと怖くてたまりませんが、持ち家のため、簡単に引っ越すことも考えられず、とても困っています。

一人で恐怖を抱えずに解決する仲間を見つけましょう


組長としての使命に駆られているとしても、脅迫やプライバシー侵害と捉えられかねないSさんの行為。違和感をおぼえるのはあなただけではないはずです。一人で恐怖を抱えず、相談できそうな方を見つけましょう。

Sさんのことをよく理解していて組長経験のある方や、人権擁護委員などに相談できれば地域で解決できるかもしれません。Sさんや地域の方々、組長という役割に対して理解を深めることにもつながります。

また、ゴミ処理を管轄している自治体の担当部署の方や駐在所の方に、ゴミ収集日の様子をさりげなく見ていただくようにお願いするのも一つの方法。その方達が、ゴミ袋を開封して撮影しているSさんに「そこまでする必要ないですよ」と伝えたら、Sさんも納得する可能性があります。

人権相談ダイヤル「みんなの人権110番」に電話してみるのもおすすめです。匿名で相談できますし、同様の事例を踏まえて解決策を紹介してくれるといいですね。

◆回答者プロフィール

海野 雪(うみの・ゆき)

上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。

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