「ねこばば」は猫のうんち!?/「一姫二太郎」は女子1人に男子2人ではない 大人の最強雑学1500(20)

この言葉がいつ生まれたのかは定かではないが、江戸時代にはすでに使われていたようだ。
戯作者・式亭三馬(しきていさんば)による滑稽本(こっけいぼん)『浮世風呂』には、「猫糞で、しゃァしゃァまぢまぢだ」「猫が屎ぢゃアすまされねへぞ」という記載があり、「ねこばば」のほかに「にゃあがばば」という言葉も同じ意味で使われていたことがわかる。
「一姫二太郎」は女子1人に男子2人ではない
「一姫二太郎」の意味を「女の子1人に男の子2人」と勘違いしていないだろうか。「一」と「二」は人数ではなく出生の順番。正しくは、「子を持つなら女の子、男の子の順が理想」という意味だ。

この言葉には、男の子よりも女の子のほうが育てやすく、我慢強くて順応性が高いといわれることが背景にある。育児に慣れていない親にとっては、最初に女の子、次に男の子が生まれると苦労も少ないというわけだ。
著=雑学総研/「大人の最強雑学1500」(KADOKAWA)
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