児童手当などで生活費を補っているわが家。この先が不安です【お悩み相談】
お悩み相談
高校生2人、中学生1人、小学生2人の5人の子どもと夫婦の7人家族です。
41歳の主人の手取りは約20万円、そして私の収入は0~5万程でまったくない月もあるので、収入として考えることはできないと思っています。現在は児童手当3人分と特別児童扶養手当2人分をいただけているので、余裕はありませんが困ることもなく暮らせています。しかし、特別児童扶養手当がなくなる2~3年後が不安で仕方ありません。
上の子らは大学には行かず就職を目指しているので、あと1年ほどの学費です。その後は、自分の稼いだお金でやりくりしてほしいと思っていますので、あまり家計に響いてくることはないのかなと安易に考えてしまっています。
問題は下の3人が、高校を卒業するまで手当てがなくなるので、主人だけの給料でいけるのかということです。
現状、毎月の給料は保険代や通信費、住宅ローンの返済などに回していますので、収入と支出が同じくらいです。なので、食費などの生活費は、手当てから出している状態です。住宅ローンはまだまだ終わりませんし、手当てがなくなってからも支出にさほど変化はないような気がしています。
主人の給料も上がらなかった場合、手当て分を私が補って稼がないとやっていけないだろうなと漠然とは考えていますが、実際結婚後短期で少し働いたことがあるだけで、どの程度毎月稼ぐことができるのか、一日にどの程度働きに出ないといけないのか、家事と両立できるのかなど、不安しかありません。
今の貯金はほんの数十万です。ただ、うちはボーナス月には住宅ローンの返済が高くなるのですが、主人の会社は必ずしもボーナスがあるわけではないのです。ですので、これは住宅ローンの返済に充てたりしなければならず、余裕がある貯金ではありません。
現実的にどのくらいの金額があれば、不安にならずに過ごせるのでしょうか?
問題を現実的に把握するため、まずは具体的な計算を
将来必ずやってくる減収について考えると、どうしても不安に感じてしまいますよね。
こうした場合の正攻法の対処としては、まず住宅ローンや保険の見直し、通信費・光熱費のプランや会社を見直すなどして、食費など変動費までを含めて手当てなしで支払える状態を目指し、足りない分はパートなどで増収を、とするが一般的でしょう。
しかし、ご相談を拝見するとそうした現実的な部分よりも、どちらかというと「~かもしれない」「~と考えている」といった「具体的でない問題」が不安を呼んでいるように見受けられます。
人間、将来に大きな問題があったとしても、その内容がしっかり把握できていれば、意外と対処できるものです。でも、具体的な情報が欠けた漠然とした問題に対しては、具体的な解決方法を考えることはできません。どう解決していいかわからないという状況が、人の不安を必要以上に煽るのです。
現実的な安心は、現実的な問題把握から。
まずは具体的な計画表を作成してみたり求人をチェックしてみるなどして、問題の中の漠然とした部分をなくしていくところから始めてみてはいかがでしょうか。
ちょっと難しく感じることもあるかもしれませんが、まだ数年時間のある今のうちがチャンスです。
覚悟を決め、しっかり家計と向き合ってみましょう。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
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