ゴマがスカスカだったから「ごまかす」になった!?/勝手口の「勝手」は弓道用語だった 大人の最強雑学1500(29)
ゴマがスカスカだったから「ごまかす」になった!?
見せかけだけで内容がともなわないことを、「ごまかす」という。一説には、江戸時代に売られていたお菓子「胡麻胴乱」が語源とされる。
小麦粉にゴマを混ぜて焼いたこのお菓子は、「胡麻菓子」とも呼ばれる。大きく膨らんで香ばしく焼き上がってはいるが、食べてみると中身がスカスカでがっかりしたことから、「ごまかす」という言葉が生まれたという。

また、弘法大師空海が焚(た)いた、ありがたい「護摩(ごま)の灰」だとして偽物を売り歩いた者がいたことが語源とする説もある。
勝手口の「勝手」は弓道用語だった
マンションの普及により、「勝手口(かってぐち)」自体が珍しくなってしまったが、昔は台所が家の裏側や隅にあり、勝手口が家の裏にあることも多かった。そのため、年配の人は今でも、台所のことを「勝手」、台所に通じる出入口のことを「勝手口」と呼んだりする。なぜ台所を勝手と呼ぶのか。

有名なのは弓道に由来するという説だ。弓道では、弓を持つ左手を「押手(おして)」、弦を引く右手を「勝手」と呼ぶが、右手のほうが都合よく動かせることから、この勝手が「都合がいい」「気まま」といった意味として使われた。そして、内情をよく知っていて都合がいいということから「暮らし向き」「様子」を指す言葉となり、生計の意味から「台所」に転じたという。
著=雑学総研/「大人の最強雑学1500」(KADOKAWA)
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