どうしたらわかる?お歳暮、お中元をやめない義母。相手から「もう送らないで」のクレームも【お悩み相談】

#くらし 

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

◆相談者プロフィール
ちょこ(53歳女性)

季節の贈り物を巡る「律儀すぎる義母の習慣」に困り果てています。

お悩み相談


義母は現在90代前半。介護施設に入所しています。

その性格はとてもまじめで律儀。年賀状や季節の贈り物(お中元・お歳暮など)を欠かさず贈っています。

しかし、実際に贈り物を手配するのは夫で、その時期になると電話で呼び出され、百貨店から届いたリストを元に手続きに出かけます。

それ自体は問題ないのですが、義母の年齢ともなるとお相手も高齢者がほとんど。贈り物をすること自体が相手に負担をかけていることも少なくないみたいなのです。

実際、義母のところには「そろそろ贈り物はやめてお手紙での交流にしませんか?」とのお手紙をいただくことがたびたびありました。そして、そこには、金銭的な事情、自分では贈り物を出しに行くことができない(身動きが取れない)、家族などへの遠慮などなど、それぞれのご家庭事情を丁寧に書いていただいています。

それを受けて、「お手紙をくださった方への贈り物はやめよう」と伝えたのですが、義母は「そんな不義理はできない」と突っぱねて、贈り物をし続けると言い張るのです。

何度も何度も義母と話し合ったのですが、「私は出すの」の一点張りでまったく聞き入れてくれません。

ついに母と夫の間で喧嘩が勃発。「義理がたいのも度が過ぎるとかえって迷惑になる。もう本当にやめよう。相手には相手に事情があるんだから!」と夫が話したら、「私が悪いのね」と義母は泣き続けます。

これには根負けしてしまい、言われるがまま手配してしまいました。

すると、今度は先方からクレームの連絡が。そこには「こちらには事情があるのでこれを最後にしていただきたい。説明したのに送ってくるとは少々非常識ではないですか?」など、怒りを込めた文章が書かれていたことも。

それでも贈り物をやめようとしない義母にほとほと困っています。

実は義母自身も経済的に厳しいとぼやいていますし、夫は困り果てています。そして、何より先方に迷惑にならないようにしたいのです。何とか義母を「断られた相手には贈り物はしない」を納得させる方法はないでしょうか?

贈り物を断るマナーを理解していただきましょう


お義母さまと旦那さまとのやりとりや喧嘩を間近で見ていて「何とか説得できないものか」とやきもきされているちょこさんは、とても歯がゆい気持ちですよね。お義母さまの気持ちをいったん受け止め、説得しようとする姿にちょこさんのやさしさをとても感じました。

ちょこさんがこれ以上やきもきすると心に負担となるので、やりとりは旦那さまに任せましょう。

まずは「贈り物を断るマナー」についてお義母様と旦那さまとで共有してみてください。
贈答し合う関係をやめたい場合に手紙で断る方もいらっしゃることについて、お義母様に理解していただきましょう。「断りの手紙をもらったにも関わらず贈り続けるのは失礼である」ということを理解すれば、真面目で律儀なお義母様ですから、贈ることがかえって失礼になるということをわかってもらえるでしょう。

また、客観的な資料をもとに説明すると、身内が話すよりもスムーズに納得できることがあります。
たとえば、マナーについて書かれている本などに「お歳暮やお中元を断る場合のマナー」などが載っているページがあったら、そちらをお義母さまにみせて「こういうお手紙が届いた場合は、それ以降贈り物をすることはご先方様に迷惑がかかってしまう」などと、旦那さまからお義母さまへ説明してみてください。

お義母さまは「百貨店から届いたリストをもとに贈り物を手配」されているとのことなので、可能であれば、あらかじめ「贈り物のやり取りはやめにしませんか」と、お手紙をくださった方を百貨店のリストから外しておくというのもいいと思います。

◆回答者プロフィール

海野 雪(うみの・ゆき)

上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。

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