ローン返済がきつい。実家からの援助頼みの生活をやめたいです【お悩み相談】
お悩み相談
3年前、下の子が小学生になった年にマイホームを購入しました。それを機に、私はパートとして働いています。
特にスキルや資格もなく、長らく働くことから遠ざかっていたので、スーパーでレジ打ちをしたり品出しをしたりと、簡単な仕事です。給料も決して高くはないですが、少しでも家計の足しになれば、という気持ちで毎日働いています。
マイホーム購入時にある程度予想はしていたのですが、毎月のローン返済で家計がギリギリです。
マイホーム購入は私達夫婦の長年の夢だったので、希望やこだわりなども多く、それらを詰め込んだために、なかなか高い買い物になってしまったと思います。もちろん後悔はしていませんが、夫の収入はずっと横這いなのに、子どもの習い事など、出費ばかりがどんどん増えていくので、なかなか苦しいです。
私もなるべく節約したりパートの時間を増やしたりしていますが、余裕は出てきません。
夫が悪いわけではないし、私も精一杯努力しています。誰が悪いというわけではないのですが、やはり生活が苦しいと思わず愚痴やため息が出てしまいます。
特に実家が近いので、両親と顔を合わせる機会が多く、私自身気も緩むのか、両親にローンについてや家計についての愚痴をよくこぼしてしまうのです。
私があんまり愚痴をこぼすからか、最近は実家の両親が食材をくれたり資金援助をしてくれるようになりました。
そんなつもりではなかったので最初は心苦しかったのですが、だんだんそれを当てにした生活になってしまい、正直今は援助がないと生活が立ち行かない状況です。
夫には、食材をもらったりすることは報告してありますが、資金援助については内緒にしています。夫の性格的に、両親からの資金援助を知ったら恐縮するし、返済すると言い出すと思うからです。
両親は「そんなに多くないから気にしないで」と言ってくれていますし、今、ローンに加えて両親への返済までするのは不可能なので、甘えてしまっています。
しかし、このままではいけないことも分かっています。なんとか自分達の収入だけで生活するにはどうすれば良いでしょうか。
固定費削減と予算管理の練習でコントロール力をつけて
住宅関連費が大きくなりすぎると、思ったよりも家計が圧迫されるものですよね。相手がご両親だとつい頼り切りになりがちですが、なんとかしようと考えていらっしゃるのはとても良いことだと思います。
今回まず試していただきたいのは、「固定費の削減」と「資金援助なしでの予算組み」です。
固定費とは、通信費や保険料など毎月一定度の支出が発生する項目のこと。これらは一度見直してスリムにすることでそのあとはストレスなく節約効果が続きます。ですので、食費や交際費などの変動費よりも優先して削減してみましょう。
そして、変動費に多少でも余裕が出たところで、資金援助分を一旦省いて予算を組んでみます。ひと月分でなく週割り、日割りの予算で管理すると、達成度合いが見えやすくなるのでおすすめです。
もちろん、最初はどうしてもオーバーしてしまうと思われますので、その際にはとっておいた援助資金から充てんします。
住宅ローンが過大になってしまったことも含め、現状の問題は収支のコントロール力不足が大きな原因のひとつです。
「見通しを立てる」「予算を組む」「予算に収める」という練習を繰り返すことで、だんだんと家計をコントロールする感覚が身につき、オーバーする金額や頻度が少なくなっていくはずです。
まだしばらくはご実家にも頼ることになりますし、失敗に落ち込むこともあるかもしれませんが、少しずつでも進んでいけばそれだけ解決に近づくことができます。
自立した家計を目指して、長期目線でチャレンジしてみましょう。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
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