本番に弱すぎる娘。テストで実力を発揮するには?【小川大介先生の子育てよろず相談室】

#育児・子育て 

Amazonでも好評価の書籍「頭のいい子の親がやっている『見守る』子育て」の著者、小川大介先生が、悩める親たちにアドバイス。「うちの子のこんなところが心配」「私の接し方、コレでいいの?」など、子育てに関するありとあらゆる悩みにお答えします。連載第29回目のお悩みはこちら。

 


【お悩み】


中学受験を考えている小4の娘は、本番にとても弱く、テストでいつも実力を出すことができません。事前にやった練習問題では難なく解けていたものでも、テストになると変な間違いを連発。ボロボロ落としてしまいます。返ってきたテストを家で解き直してみるとできているので、理解はしているようなのですが、実際のテストでは点数が取れません。今はまだ塾のテストだからいいですが、受験は本番一発のみ。本番に弱いのは致命的だと思います。本番できちんとパフォーマンスを出せるようにするには、普段からどんなことに気をつければいいのでしょう?(KYさん・37歳)

【小川先生の回答】


■テスト時に何が起こっているのかをリサーチ

解けるはずのものを落とす時というのは、例えば「急がなきゃ!」と思っていたりなど、家でリラックスしている時とは違う気持ちでやっていることがほとんど。まずはお子さんに、テストを受けている最中にどんなことを考えていたか、どのように問題を解いたかをヒアリングしてみましょう。そして、普段と違う心情や行動がみられたら、本当にそうする必要があるのかというのを一緒に確認していきます。例えば、焦るあまりに計算のメモをとる手間を省いてしまい、その結果計算間違いをしていたとします。『焦り』が『メモする時間を惜しむ』ことに繋がり『ケアレスミスを生む』結果を招いているため、焦ったとしても「メモするそのひと手間は、やはり削らないほうがいい」ということになります。そうやって、自主的に落ち着いて問題を取り組む状況にあるかを、ひとつひとつ確認していきましょう。すると、気持ちの安定や問題演習の仕方など、お子さんなりの課題が見えてきます。

■普段からテスト形式で解く練習を

では根本にある“焦る”という問題。気持ち的なものなので、どうしようもないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。“焦る必要なんてない”ということを教えてあげればいいだけです。テストで焦るのであれば、日頃の勉強で問題を解く際、一部分は時間を計り、テストのつもりでやってみましょう。家で落ち着いた状態でやれば、意外とすんなり解けたりするもの。その事実をきちんと数字で示してあげて、「のんびりやっても〇分で終わっているから、焦る必要ないよね」と教えてあげればいいのです。テストを特別な時間だと思うのではなくて、いつもの勉強と同じようにやっていいのだと安心させてあげるのですね。そうすることにより、お子さんは自信もつくし、本番でも焦らずセルフコントロールできるようになっていきますよ。

回答者Profile

小川大介先生
小川大介

教育家。中学受験情報局『かしこい塾の使い方』主任相談員。

京都大学法学部卒業後、コーチング主体の中学受験専門プロ個別塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。個別面談の実施数は6000回を数え、受験学習はもとより、幼児低学年からの能力育成や親子関係の築き方指導に定評がある。各メディアでも活躍。著書多数。

文=酒詰明子

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■小川先生が主任相談員を務めるサイト:中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

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