「これはなんなんだ!」と夫。料理は好きだけど家族のウケが悪くて…【お悩み相談】

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は料理の評判がよくないという「フロリナ」さんのお悩みです。

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◆相談者プロフィール

フロリナ(46歳女性)

大学2年と中学3年の娘を持つ会社員です。

お悩み相談


主婦歴20年のベテラン?のつもりです。外食はお金がかかるし味が濃いので、私自身は好きではありません。ですから、旅行で外食せざるを得ないとき以外は作っています。

ですが、私の料理、家族から評判が良くないのです…。

独身の頃、実家にいたときは、母が料理やあとかたづけをすべて1人でやっていました。「手伝ってほしい」と言わなかったので、当然のように私も何もしませんでしたし、料理自体にも興味がありませんでした。

しかし、結婚してからは、夫に手料理を食べさせてあげたい一心で、慣れない手つきで料理の本を見ながら計量をきちんとして作っていました。

夫の方が1人暮らしで自炊の経験があったので、失敗したときは注意を受けましたが、まずくても我慢して食べてくれました。

ですが、ここ数年、私自身が料理作りに慣れてしまったのと、子どもの習い事や学校行事などの忙しさ、怠慢がミックスされて適当な料理が続いています。

料理は目分量でするものと言いますから、そのまま続行していました。

もちろん、必ず味見をするのですが、実際皿に盛って食べてみると味が薄いことがしばしば。特にみそ汁はたっぷりみそを入れているのに水っぽいのです。

煮しめは作るたびに味が違い、パスタはゆでたときはアルデンテでも具材と一緒に炒めているうちにノビノビ、焼きそばも同様です。

ですので、いつもそんな料理を食べている家族からブーイング攻撃を頻繁に受けるようになりました。

夫ももう新婚ではないのではっきりと「これはなんなんだ! 食べてみろ!」と文句を言います。

私自身はなんとも思わないのですが、その反省のなさがダメなんだと分かってはいます。長女は「弁当の色が茶色くておいしそうではない」、「友達に見られたら恥ずかしい」と言うことがあります。

この年になって自信喪失です。どうすればいいでしょうか。

分量や時間を参考にして、コツをつかんで臨機応変に


毎日お料理お疲れ様です! ご家族のためにお食事やお弁当を用意して素晴らしいですね。

材料の分量や調理時間については、単に数字通りに計るのではなく、どのくらいの割合で合わせるとおいしいのか、どういう状態がベストなのかということに気づいて慣れることができるとよいでしょう。

思ったより味が薄い、汁が水っぽい、麺がのびるということから考えると、料理全体の水分量の調整ができていないのかもしれません。煮込むと水分が多く出る材料もあります。それを想定して水の量やゆで時間を調整しましょう。

味つけも調味料に頼らず、だしを活用すると引き締まります。昆布などを水に入れてだし汁を常備してもいいですし、市販の顆粒だしを活用してもいいでしょう。

おみそ汁の具材として、練り物や梅干しなど、旨味のあるものを入れることもおすすめします。

なによりも、旦那様やお嬢様が言いたいことを言えるのは、あなたと話しやすい証拠です。

これからもお料理がんばってください。

◆回答者プロフィール

海野 雪(うみの・ゆき)

上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。

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