「なんとなく」買っている人は「無駄遣い」をしている人【家計の守り方(2)】
これからは「もの=人生の一部」に

「生活に必要なもの、欲しいものを手ごろな価格のブランドやお店の中から選択していませんか?」と、ももせさん。
「今後は、よりお金の使い方が大事になる時代。そのためには、より自分の好みに合ったものを選ぶ目が必要になります。」
美意識を育てて自分の世界を広げよう
「そこで、自分が買えない金額のものでも、出かけて実物で見てみるのがおすすめです。
いいものを見ることは美意識を育て、世界が広がって、暮らしが豊かになります。
「そうすると、身の回りに下手なものや間に合わせのものを置きたくなくなり、結果としてムダな買い物をしなくなります」。
ももせさんのおすすめは、そのものの裏にあるストーリーを知って選ぶこと。
どんな製法・目的で作られたのかを知ると、愛着が湧いてきます。
高くて買えなくても「いいもの」「きれいなもの」「本物」を生で見よう

具体的には、好きなものや興味があるものを見に展覧会や美術館に行く、デパートに行ってみる、映画を見る、旅先で史跡や古い建築物を見る、骨とう市をのぞくなど。
「実物は買えなくても、好きなもののイメージが固まっていきます。
忙しい人も、できれば自分がしたいことを『用事』と同じようにスケジュールに組み込んで時間を確保するのがおすすめ。
忙しい人は、待っていても時間ができることはありませんから」(ももせさん)
やってみよう!まずは「料理で使う菜箸」でレッスン
菜箸は消耗品。
それゆえ結構適当なものを買ってしまいがち。
今回は、使いやすい菜箸を少しこだわって探してみることにしました。
納得できるものを探すまでの方法とは?

「料理をするときに気分が上がるお気に入りの菜箸が欲しいなと思ったら」
ものであふれた時代にそこそこお気に入りを探す方法
1▷見に行けるお店でまずチェック

まずは、スーパー、デパート、ホームセンターなど、近所で菜箸が置いてありそうなお店に行ってみましょう。
ここでは、どんなものが売られているかをチェック。
自分の好みや求めている機能を満たしているかなどを考えながら、価格も確認。
ここではまだ買いません。
2▷次にネットで、いろいろなものがあることを知る

次に、ネットで「キッチン用品 菜箸」などとキーワードを入れて検索。
ネットで調べると、行ける範囲のお店の品揃えより幅広い商品を見ることができます。
ここでも自分の好みや求めている機能を満たしているかを考え、価格もチェック。
ネットでもすぐには買いません。
3▷100円、300円ショップをチェックしてみる

商品に対するある程度の目と価格感を身につけてから、最後に、100円ショップや300円ショップをチェックしてみます。
そのお店のものでよければ、100円の菜箸を買っても納得して使えるでしょうし、ここで買わないのであれば、1と2で見た商品が購入対象となります。
「なんとなく」のムダ買いで散財して、本当に手に入れたいものを逃してしまっていたら本当にもったいないこと。
お気に入りに囲まれてこそ満足度の高い生活ができるってことですね。
次回はこれからの「ライフプラン」の立て方について、先の分からない時代にどうプランニングしていくべきか、ファイナンシャルプランナーの八ツ井さんにうかがいます!
<レタスクラブ1月号より>
【レタスクラブ編集部】
Information
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